こんばんは、しろくまです。

 

友だちが働くゲイバーに飲みに行ったら、ゲイ御用達の出会い系アプリで、

マッチングした人は、ゲイバーのママだった!

 

前回のお話です↓

 

 

 

「ここのママさんだったのか。」

 

ゲイバーで働く人は、アプリのプロフィールに働いていることを隠す人が多い。

なぜなら、

 

「書くとモテないから!」

 

と大抵の人は言う。

 

私の歴代の彼氏は、ゲイバーやゲイクラブで働いている人がいた。

私も働いていたからか、ゲイバーで働く人に抵抗はなかった。

強いていうと、お酒を飲む仕事なので体が心配ではあった。

 

 

ゲイバーに飲みに行かないゲイの方も多い。

ネットだけで出会いを探す方の気持ちもわからなくない。

ゲイバーに行かれない人は、ゲイバーで働く人に対して、「遊び人」という

イメージを持つ人も少なくないように感じる。

 

個人的な意見としては、どちらかというと飲みに行かれる人の方が私は好き。

コミュニティに属する事に抵抗がない人は、何となく安心できる。

ネットだけだと、「何か違うな」と思ったら、直ぐに切れてしまうのではないか、

なんて思ったりもしてしまうのだ。

 

※この違いについては、かなり割れる所であると思うので、

あまり深掘りしないでおこう。

 

 

「ママさん、イケメンだなぁお願い

 

少し背が低く、顔には輪郭を覆う髭を蓄えており、パッと見はかなり強面。

ムチムチした体型は、丸みを帯びて抱き心地が良さそうだ。

きっと私は、よだれでも垂らしてだらしない顔をしていたに違いないショボーン

 

 

…さて、こういう時はどうしたものだろうか。

 

相手のお店ということもあるので、ママさんがどういうスタンスを取っているのか気になる。

アプリでの出会いをオープンにしているのか、隠したいのか。

 

そして、アプリでマッチングしているとは言え、ママさんから見た実物の私はどう映っているだろうか_

 

私はできるだけ自然を装って友だちと喋る。

チラチラとママさんを目で追うが、向こうは一切こちらに見向きもしない。

 

「お仕事中だしなぁ。変に気を使わせても申し訳ないから、ママさんが気付かなかったらそのままにしておこう」

 

そう思っているのは本当だが、「声を変えて貰いたい」が本音なのだ。

 

 

宴もたけなわ、時計に目をやるとそろそろお店も閉める時間だ。

私は最後のお酒をゆっくり飲み干す。

 

酒の一滴は血の一滴_

 

恐ろしい言葉だが、昔の職業病だろう、私はいついかなる状態でも酒を残して帰ることができない体になってしまった。

なんてドブス真顔

 

 

お会計を済ませながらママさんの方を見ると、目が合ってしまった。

 

どんな表情をしたら良いのか考えているより早く、ママさんがニコっと笑いかけてくれた。

 

強面のママさん、笑うと超可愛い…お願い

ぽーっとしながら、私も緊張しながら頭を下げた。

お店を出る時、友だちの後ろでママさんも手を降ってくれた。

 

お店を出て、ママさんにアプリからメッセージを送ろうと思ったが、

まだ片付けもあるだろうと思い、メッセージは送らなかった。

 

「始発までもう少し時間があるから、まだ開いている所に行くかー」

 

違う友だちのお店に向かおうとすると、アプリからメッセージが来た。

 

…ママさんからだ!

ってことは、アプリでマッチングしていた事気付いてくれてたんだ。

 

私は嬉しくなり、すぐにメッセージの内容を読んだ。

 

 

 

つづく。

 

※ゲイは何故THE NORTH FACEやCHUMSが好きなのだろうか…

私も好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※毎年白馬オリジナルのNORTH FACEのデザインは

本当にオシャレで可愛い!お願い