人の縁
午前中にいつもお世話になっている美容院に行き午後に元同僚の片さんのご自宅に伺いました。
片さんは「なんでも鑑定団」の時に応援に来て下さり、その帰りにリュウマチの事をお聞きして心配していました。
その後にお見舞いのショートメールを何度もしましたが返信が無く、もし具合が悪いとご迷惑になると思い電話はひかえていました。
先日、市原歴史博物館へ十返舎一九の資料をお見せした帰り道に片さんのお住まいの側を通るのでショートメールをすると数年ぶりにお返事をいただき今日、博物館へ行く前にお会いする事になりました。
ご自宅でお会いして連絡が来なかった理由をお聞きすると「見忘れてたかも…」と言う事でした。
ただ心配していたリュウマチはお薬でほぼ抑えられたそうですが突然!
「私、癌だったのよ!」
とあっさり言われ、あまりにもあっさりに言うので私も先生もキョトンとしていると胃癌だったそうで、発見された時にはステージ3で胃3分の2を摘出手術を終えて現在2年半が経過して今は経過観察中だそうです。
以前と変わらず明るい話し声に先生とホッと一安心しました。
そして私が博物館へ持って行く資料をお見せすると「この絵葉書、齊藤書店じゃない♪」と私が調べても分からなかった発行元の書店の事やあった場所まで教えていただきました。
その話を博物館でしたところ「とても助かります!」と本当に喜ばれました。
博物館では学芸員さんとお持ちした資料で盛り上がり「今後も何かあった時にはご相談させて下さい」と言って下さいました。
話を終えて博物館を出る時に「石井さんは石川倉次の事はご存知ですか?」と聞かれましたので「もちろん盲学校にいた時に聞いていますよ」と答えると「石井さんは点字はしていますか?」と聞かれたので「当時は進行性の目の病気ではなかったので教わっていませんよ」とお答えすると「私、2日前に点字を習いに行きました」と言うので「私は知りませんが盲学校の先輩で確か現在、千葉市中央図書館にお勤めの大川さんの事は新聞記事で知っていますよ」と伝えると学芸員さんが驚いて「え~!私、千葉市中央図書館の大川さんに点字を教わってきたんです!」とビックリされ私も本当にビックリしたと同時にご縁を感じました。
大川さんは私が高校一年の時に同じ内房線に乗っていて帰りに私を見かけると必ず声をかけて下さった方です。
まだ電車通学に慣れない不安な私にニコニコと声をかけて下さった方でした。
高校時代からお会いしていませんが聖火ランナーになった時にヤフオクで落札した資料を包んでいた新聞紙に、なんと!大川さんの記事を見つけ本当にビックリした事を覚えております。
今回も博物館から学芸員さんを通じて大川さんの名前を聞かせていただき本当に人の縁の不思議さと素晴らしさを強く感じました。

