NHKで振り子時計を特集していました。

昭和40年代くらいまでは、どこのご家庭にも振り子時計がありましたよね。

クウォーツ時計が出てからは、ほとんど見かけなくなりましたが、いまだに大切に使っていらっしゃる方が多くいるとお聞きして嬉しくなりました。

私の実家にも振り子時計があり、朝のトレーニングの時には振り子時計の「カッチ!カッチ!カッチ!」という音に合わせて秒数を数えて身体を動かしています。

各時刻になると「ボォ~ン♪ボォ~ン♪」と時を知らせます。

見ていると、振り子が左右に揺れる姿は、まるで生きているように規則的に動いています。

今は、電波時計で「数万年に1秒の誤差」、正確には毎晩、電波を受信して修正していますが、時を1秒の狂いもなく刻んでいます。

通常のクウォーツ時計は「月差±15秒ほど」の誤差がありますが、それでもかなり正確に時計を刻んでいます。

それに対して振り子時計は「日差±15秒ほど」古い物は、もっと誤差があります。

でも、私はこの振り子時計の時の刻み方が好きです。

活動で電車の乗り換えなどある私は移動中は電波時計の腕時計をして動いております。

それだけ日本の交通機関が時間に正確だからです。

ただ、家に帰れば数分の誤差なんて、逆にゆとりがあって居心地がいいんです。

現に実家では、この振り子時計で生活をしていますが、なんら生活に支障はありません。

私には逆に、この時の刻み方が心を穏やかにしてくれるように思います。

もし、振り子時計をより正確に時を刻むようにしたい場合は

毎日、同時刻に同じ回数ネジを巻いていただければ、より正確に時を刻みます。

でも、振り子時計は正確さよりも時の流れを楽しむ心のゆとりを与えてくれる時の玉手箱のように思いますので、振り子の揺れる「時を刻むリズム」を楽しむことが一番の楽しみだと思います。

毎日、時間に追われて秒単位で動く現代人に、また改めて振り子時計の良さを感じていただけたらと思います。

皆さんのご家庭にもし、まだ振り子時計がありましたら、ゆっくり鑑賞してみて下さいね。