寒いな~!

一年中が春だったらいいのに…

こんな寒い朝になると、いつも思います。

夏になれば、暑さで「早く秋になればいいのに…」と思います。

でも、寒さがあるから、春の温かさ、草花の開花への喜び、新しいスタートへの期待と嬉しい事を考える事ができます。

人生も四季に似ていると思います。

毎日が、ただ楽しければいいとか、辛い事やめんどくさい事から背を向けて楽しい事ばかり追い求めていたのでは、人間としての成長はありません。

時に、辛い事やめんどくさい事に、あえて向き合う事で人を成長させる事もあるのです。

自然は、いつも私たちに無言で教えてくれます。

人生の四季を越えていきなさい

と、私たちに四季を体験させているのだと思います。

そう思いますと、この寒さも、私たちを成長させるためには必要なんですね。

木は、寒さを越えている木ほど、年輪が細かく強いと聞きます。

私たちも寒さ(人生)を乗り越えて、年輪を積み重ね本当の強さを身に付けたいですよね。

では「本当の強さってなんだろう?」と考えた時に、3月11日の忘れる事ができない東日本大震災での事を思い出します。

3月12日の朝、私は「これから日本はどうなるんだろう?自分はどうすればいいんだろう?みんなは大丈夫かな?」などなど不安で、しかたがありませんでした。

そんな朝、祖母がいつも通り仏壇にお茶を出し、神棚に手を合わせ、畑支度をして「畑に行ってくるから」と言うのです。

私が「こんな時に畑?」と言うと「こんな時だから、畑なんだよ♪食物が必要になるかもしれないからね」と畑に向かって行きました。

戦争と言う辛い時代を乗り越えてきた祖母だからこその言葉だと思いました。

普段は、高いものは背の高い私がとり、堅くて開かない蓋を開けてあげたり、体力もなくなっている祖母を私たちが手助けしていると思っていました。

でも、いま私の目の前で畑支度をして、畑に向かう祖母の後ろ姿に「本当の強さ」を感じました。

私たちは、祖母が体験した戦争と言う、人と人が殺し合うと言う一番辛い経験をした事はありません。

ただ、アルビノとして生まれた事で、人には体験できない人生を歩んできました。

それは、きっと私が人間として成長するのに必要な事だったと思います。

本当の強さは生き抜くこと

人生という四季を乗り越えて

生きる

と言うこと

私はそう思います。