12月になったのに相変わらず寒暖差が厳しい今日この頃ですが
寒くなると多くなるのが猫ちゃんの膀胱炎('ω')ノ
からの尿路閉塞(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
今朝も2日前からおちっこが出ません(ノД`)・゜・。
という患者さんからの連絡がありましたが
2日もおちっこが出てないと尿毒症になってもいけないので一刻も早く来院を!
とお伝えするもお仕事の関係で午後にしか来られない模様(◎_◎;)
むうう、と思いつつも来院していただけないとどうしようもないので夕方までお待ちしましたが
もちろん来院前にも何度も吐いていたようで猫ちゃんはとても苦しそうでした。
お腹を触ってみるとソフトボール大にカチカチになった膀胱が確認されましたが
とりあえず体温は下がっていないようなのでまずは尿閉解除をしないと!
通:尿路閉塞が3日以上続くと体温が35度以下になってぐったりしていることもあります。
ということで老眼にはつらい尿道にカテーテル入れる作業。
さすがに2日も尿路閉塞を起こしているとものすごい量の白いモノが詰まっていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
尿道に詰まっていた塞栓子の一部|д゚)
一応膀胱内も洗浄しておきましたが
まだまだもろもろしたものが出ていたのでしばらくはおちっこのでぐらいをしっかりとチェックしていただくことと
BUNなども高かったので吐き気が止まってしっかりとご飯を食べられるようになるまでは
点滴を続けていただくことになりました(`・ω・´)ゞ
とはいえ、実はこの患者さんは今回が初めてではなく
毎年のように冬になると尿路閉塞で飛び込んでこられるので
しっかりと最後までの膀胱炎の治療の継続と処方食もお渡ししているのですがなかなか完治が厳しいようです(; ・`д・´)
最近は病院でお渡しする処方食とペットショップなどで購入できる似たようなフードがありますが
途中からフードを市販のものと切り替えている場合は治りにくいことが多いような(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
ちょうど先日、京都にお住いの聾の方から「ペットのお話で講演をして欲しい」との依頼を受けていたしろくまですが
その時に「病院のフードとホームセンターで購入できるフードの値段はどうして違うの?」
というご質問を受けていたのでこういうお話をしてみるといいのかしらねえ・・・
と思うしろくまでした。
とりあえず、これからはまだまだ寒くなると思いますので
膀胱炎になったら途中で治療をやめずにっしっかりと治療を続けていただければと思います('ω')ノ
そして、おちっこをちょこちょこ何回も行くとかいつもと違う様子が違うという時は
一刻も早く病院を受診していただきたいと思いますm(__)m