なんだかすっきりとしないお天気の一日でしたが
相変わらず狂犬病とフィラリアなどの予防で忙しい一日でした
ばたばたして雑な診察にならないようにと
ひとりひとりの患者さんとゆっくりとお話をするよう心掛けていましたが
結局印象に残ったのは猫ちゃんの診察ばかりだったような
というか、診察ってやっぱり実際に診てみないとね
と実感する症例が多く
飼い主さんからの説明だけではわからないことがあるのねえ
と思う一日でした。
猫ちゃんが出産をしたをしたけど
へその緒が巻き付いて取れないんですけど・・・
という電話を受け、
巻き付いたへその緒をはずすだけじゃダメなのかしら?
と思いながらとりあえず連れてきていただくと
4頭ぐらいの子猫のへその緒が絡んでねこ団子が出来てました
猫のカラダだけでなく後ろ足にも巻き付いたりしてたので
結局ちょこちょことへその緒を切ってなんとか猫を分離したものの
巻き付いていた後ろ足の先は
約半日血液が通ってなかったようなので大丈夫かしらねえ
というか、自然界でこんなことが起きてたらどうなってたのかしら
と思うしろくまでした。
そして、元気食欲がないんですけど・・・
という猫ちゃんも、それ以前の問題として後ろ足が動いてないので
たぶんこっちの方が問題ですよと大きな病院を紹介したり
ご飯を食べないので口内炎かしら?
というねこちゃんが、実は糖尿病だったり
と、やっぱり実際に診察や検査をすることって大事なのねえ
と思う一日でした
最近、病院が混んでくると、時間が無いので!
と、診察無しでお薬だけを希望される患者さんも多いですが
お話だけでは分からないことや
うっかりすると正反対な治療をしてしまうことがありますので
時間に余裕をもって診察に来ていただけるとありがたいなあ
と思うしろくまでした