アオシマ 1/700 高雄型重巡洋艦「愛宕」(1942年)その9 船体調整/構造物組立 | 海と空と航空機ときどき船@白桔梗

海と空と航空機ときどき船@白桔梗

「人生、自由気ままに旅しよう」がコンセプトの
管理人・白桔梗の、航空機たまに海や空・艦艇に関するブログ。
写真・風景・プラモデル・感想などをダラダラと。

atago_package


アオシマ 1/700 高雄型重巡洋艦「愛宕」(1942年)を作っています。
このごろ興味が艦船に傾いているせいか、また比較的大型のフネにチャレンジしているせいか、各部を作っていくのが楽しいです。

⇒この製作記 最初へ

さて今回は、そろそろ船体の塗装をしようと思うのでその準備、そして前回作成した艦橋より後ろの部分、後部マストにかけての艦上構造物を組み上げました。


船体の調整・塗装準備

atago0221_01


船体本体がですね、一体成型で結構入り組んだ造りになっています。
なので、甲板色を塗るためのマスキングが非常に困難です。
よって、今回は甲板塗装をフリーハンド・筆塗りでおこなおうと考えています。

その前に、船体そのものを軍艦色に塗っておこうと思います。
今回は、軍艦色として「呉海軍工廠標準色」使用予定あります。

船体本体のパーツとしては、画像にあるとおり3つあります。
それぞれ、表面に微妙な部分がありますので一旦サーフェイサーを吹いておくことにします。

一旦3つ全て組みますが、これは仮組み。まだ接着はしません。
ついでに部品の合いだとかスキマの有無だとかを確認しておこうと思います。


atago0221_02

一旦船体を組んで、サーフェイサー後の画像です。
Mr.サーフェイサー1200を薄めに吹いています。
艦船プラモはどうも、モールドが細かいのでウッカリそれを消すのが怖いです。なので、薄めに吹くことにしました。

手前にあるのは、昨年作った陽炎型駆逐艦「雪風(1945年)」です。
こうして並べてみると、重巡洋艦というのがいかに大きなモノなのかが窺えます。
「雪風」が確か全長118mくらいで、その辺の校舎1棟分くらいですね。それでも充分大きいですが、「愛宕」は203m。「雪風」が小さく見えるくらいです。本当に大きなフネだったんだなあ、と思います。

などと思いながら、全体にサーフェイサーもう1回。


艦上構造物の組立

今回、パーツや部分によって塗装するタイミングを変えることにしています。
主砲や艦橋など比較的大きなパーツは単体で、それ以外はある程度組み上がった時点でまとめて塗装していこうと。

さて今回は、艦橋から後ろの部分の組立です。
先に作った2本の煙突を囲むようにして、高角砲や機銃がズラリと並ぶ場所です。


atago0221_03

これが煙突周囲の連装機銃。この周辺には射撃装置らしき部品がつきます。
あとこの周辺だけで、探照灯パーツを4つもつけています。多過ぎない?この塊には、2つ備えられています。


atago0221_04

艦橋から後部マスト(まだつけていない)にかけての部分を殆ど組み立てたところ。
このうち、艦橋は単に載せてみただけです。艦橋とそれ以外は別に塗装しようと思っていますので。

こうして組み上がったモノを眺めていますと、煙突周囲で射撃するのがとても熱そうですよねw
2本の煙突を囲むように通路らしきものがあるので、応戦時はここを慌ただしく行き来したのでしょうか。知識が少ない分、こうした推測も楽しいです。

ふたつのマストおよび搭載艇がまだ取り付けられていない状態です。
ですが一先ず、この部分はこの辺りで一旦塗装しようと思います。
まずは、煙突に配置したエッチングのプライマーが剥げてしまったのでそこからですかね。やっぱり、プライマー入りサーフェイサーじゃダメだ。メタルプライマーを買ってこよう。

それにしても、高雄型で比較的武装が少ないであろう「愛宕」を選んだわけですが、それでも主砲(20.3cm連装砲)5基10門、12.7cm連装高角砲4基8門、25m連装機銃4基、13mm連装機銃2基そして61cm4連装魚雷発射管4基…それなりに武装があってビックリです。しかしこれでも、いざ対空射撃となると足りない感じがしますね。だから最終時の「摩耶」は対空番長よろしくあんなに機銃を設置したんですね。あ、「大和」最終時の方がもっとすごいんですかね?


⇒この製作記 次へ