こんにちは!
城石淳吾です!
肉眼では見えない天体を観測したり、旅先で見晴らしのいい場所から遠くの景色を眺めてみたりと、普段使うことは少ないですがあると便利ですよね。
ところで、望遠鏡を使ったとき、見ているものを写真として残したくなったことはありませんか。
そのような要望に応えるかのように昨年末、大手カメラメーカーのキヤノン社が「撮れる望遠鏡」とも呼べるような新型のデジカメ「PowerShot ZOOM」を発売しました。
開発された背景としては、2015年ごろにアイドルファンの方を中心に望遠鏡の売れ行きが急激に伸びたことが大きな要因となりました。
コンサートの時にステージから遠く離れた席からでもアイドルの様子がはっきり見えるため、コンサート時の必携アイテムとして大きく注目を浴び、拡散していったのです。
この時、従来の主な用途であったバードウォッチングや天体観測以外にも遠くを見て楽しむというニーズにはもっと多様な訴求ができる可能性があることに気づいたことがヒントとなったようです。
「撮れる望遠鏡」が実際に発売されると、当初のターゲットとしていた層だけではなくセキュリティーや報道関係の法人需要の声も大きく増えたといいます。
昔から慣れ親しまれた道具でも、視点を変えれば今までは気づかなかった新たな価値を見出すことで進化していけるものなのですね。
僕も固定観念に囚われず、どのようなものにでも可能性を見つけられるような柔軟な考え方を身につけていきます。
それではまた!
城石淳吾