こんにちは!
城石淳吾です!
昨年夏、成城石井で期間限定で販売されて大きな反響を呼んだ「あまおういちごバター」をご存知でしょうか。
福岡県産ブランドいちごの「あまおう」をふんだんに使用したバター入りのスプレッドで、こんがり焼いたトーストに塗ると最高に贅沢な逸品ができあがるという代物です。
もともと人気商品であった「いちごバター」のプレミアム版という位置づけだったこともあり、発売されるとたちまち話題となり、売切れてしまいました。
「いちごバター」も2015年の販売直後から品薄が続くほどの人気ぶりを見せていますが、原料となる国産いちごの質と量が気候に左右されること、職人が毎年味を確かめながらすべて手作業で作っていることを理由に大量生産が行えないのだそうです。
しかし、そのこだわりをもった商品開発を行ったがゆえに大きく支持されるようになったといいます。
本来、食品メーカーが製造依頼を受けた場合は品質よりも決められた納期までに完成させることを優先されることが一般的です。
しかし、この商品は成城石井が自社ブランドとして開発、販売まで手掛けているため、製造会社が納得できる味が出来上がるまで待つことが出来ました。
作り手になるべく負担をかけず、ベターよりもベストな商品を作るこの風土が「いちごバター」の人気をつくったのです。
コストパフォーマンスを求める声が強くなってきている今の日本社会にあっても、美味しいものを届けようと強い信念と一貫性をもってつくられたものは人を惹きつけるものなのですね。
僕も同じように自分の信念をブレさせず貫いていきます。
それではまた♪
城石淳吾