さくらびと | 白い街

白い街

ベースギターや音楽の話がほとんど。あと日常。

ブログでどう書けばいいのか

書くにしてももっと日が経ってからのほうがいいんじゃないのか

とか色々と考えました。

 

1月4日の朝

母が亡くなりました。

 

去年の夏から病院に入退院を繰り返していて

冬の始まりの頃からは入院が続いていました。

長期の入院なんて辛いばかりで楽しい事なんて1つも無かったと思います。

元々が激しく痩せていた人なので基本的な体力も無いので回復も見込めなかったですし

そんな事を考えると、やっと楽になれたよね、と思うのですが

そう思って涙も流さず冷静に葬儀の段取りなど行動できている自分が冷たい人間のように感じていつもの自己嫌悪に陥ったりします。

 

 

あの時は泣かないように我慢してもいっぱい泣いていたのに。

 

2005年

付き合っていた彼女の突然の訃報に、動揺して混乱して

彼女の友人に電話をして

何を話したのか全く覚えてないけど

何かを話そうとしても、ううっ、としか言葉が出なくて

号泣しているくせにそれを悟られないようにとか

今思えば訳の分からない感情のまま、ずっと泣いて

それから数ヶ月は思い出すたびに涙が溢れて

その思いは今現在も残っている。

 

あの時、電話をした彼女の友人とは

彼女が亡くなって数年後、このブログで「護る(まもる)」の解釈を違えて喧嘩別れしたまま。

その友人は「亡くなった彼女は今も隼人さんを守ってるよ」

俺は「俺を残して亡くなった彼女は俺を護る気なんて無い」

と。

たぶん、一般的にはその友人の意見が正しいのだと思う。

が、それぐらい俺は病んでたし、今も気持ちは変わらない。

 

 

母を亡くして、涙を流さない自分をどう思えばいいのか

そんな事を考えると

あの時に号泣した自分と

それを知っている彼女の友人の事を思い出して

喧嘩別れしたままの事が気になったりした。

 

日が経てばいつかは泣けるのか。

そんな事を聞いてみたいかな。