地震の後に、こんな事を書いてよいのかとも思いましたが…爽やかな元旦に、自分の覚悟を試されている様に感じたので、書いてみます(^^)。


以前、癌死体験をした事があります。
想像力を活かし、ものすごくリアルに。
(目的は後ほど!)

私の中に、遺伝でいつか自分もその病気になるのでは、と、内心ずっと大きな不安があったので、そこから膨らめていきました。

白い椅子に座り、淡々と余命宣告をした医師の顔や言葉。
病状を知った周囲の人々の表情や言葉。
日に日に弱り動けなくなる自分の身体、痛み。
ここには書けないリアルなイメージを、繊細に、慎重に、ずっと追っていきました。

そしていよいよ最後の時期。
大きな心残りが2つ在りました。

一つは、
私を支え続けてくれた主人に、何も恩返しができなかった事。
もう一つは、
自分を抑えず、もっと思い通りに生きれば良かった、という事。

体験後、ずいぶん泣いていた自分に気付いた後、この二つの後悔が、あまりに強く、しばらくの間、自分を戻せない程でした。

この体験後、その病気への不安は消えました。
自分の中の不安を消化したからです。

それと、後悔しないように生きようという覚悟が更に深まりました。
後悔しながら去るのは、かなり切なく、苦しいです。

せっかく、今この時を選び生まれてきた自分の決意を尊重し、生かされている間は精一杯生きようと思いました。

こういう体験は、自然に(?)する方も多いようですが、意図的にやってみても、人生観を変え、自分の本当の望みを知るには有効かと思います(^^)。
あまりにリアルで、昨日の記憶と同様に、私の中に鮮明に残っています。

今日の地震の様に、いつ何が起こるか分かりませんが。

ボディがあろうが無かろうが、未来への根拠無いワクワクに従って、もっと深く自分を見つめ、今を大切に過ごそうと思います。

今年という重要な変化の時を、私なりに、全てを明るい光で包んで過ごして参ります(^^)。

今年もよろしく、お願い致します。