積水ハウス 見積もり比較 | 心にうつりゆく よしなしごと 

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積水ハウスの営業 プロとは思われぬ対応 (内容も決まらず 請負契約を強要)その後始末として 担当課長が 整理すると言ってきて(7月末)はや1.5ヶ月。
担当課長も そのうち連絡しますという事で 放置。こちらとしては 印象が悪いので 2,3回問い合わせしたが 固守せず放置。
やっと電話があり 再開。
結局見積もり(全て 仕様は先方のスタンダード)がでてきた。
土地改良は不要との意見だったが こちらの強い意志で入れてもらった。
積水ハウスとの約束で ベストプライスを出すので 工務店を除き相見積りを取らないという事だったが この事件があり 住友林業に連絡。見積もりをもらう。
今回 積水ハウスの ベストプライスをもらったので 工務店との比較をした。
本体自身 使っている材料など 異なるので 比較にならないが 全く同じ仕様のものがあるので それで 積水ハウスの価格設定が理解できると思われるので 比較する。
ブログで 結構建築関係の方がおられるので 一概に比較はできないと言われている事は理解しているので 比較はできる限る平等に行った。間取りなどの図面は提示 尺モジュール メーターモジュールの差はあるが 大きさはできる限る同じようにしてある。完全同等な比較ではないが 各社の価格設定比較には 十分使えると思う)
全て 建築確認用図面を使用 それを基に価格比較している。
34坪 平屋。(間取り 窓など設計図上は同じ、仕様材料は 異なる、准防火地域対応)

まず 最初に 
家を建てるのかかる全費用
(間取りは全て同一、消費税は除く、数字は丸めてある)
積水ハウス  5030万
住友林業   3770万
工務店    2610万

比較 (積水ハウス と工務店)
室外給排水工事 (積水ハウス143万 工務店 64万)      2.2倍
ガス工事    (積水ハウス30万 工務店 12.5万)      2倍
地盤補強工事(同じ工法)(積水ハウス 174万 工務店 95万) 1.6倍
解体工事     (積水ハウス 295万 工務店 160万)    1.8倍
ガードマン(単価)(積水ハウス 13500円 工務店 10000円)  1.3倍
電気幹線工事   (積水ハウス7.6万  工務店 5.8万)    1.3倍

珪藻土塗り壁(コテ)(6畳間)(積水ハウス 15万 工務店7.5万) 2倍

建物だけの坪単価 (単純比較は無理であるが 参考)
積水ハウス 100万
住友林業   80万
工務店    53万

推論
各社 値引き交渉はしていない。また 各メーカーには 競合の見積もり状況は知らせていないという状況で 私の推論。

積水ハウス
一般市場では 積水ハウスと住友林業は同じ価格帯との話が多い。しかし 実際には 2t車の価格を比較しても(私は仕事で トラックをチャーターする経験がある)一般市場の価格に上乗せをしているが その上乗せ率が異なっているように 思える。
これが 正しければ 実際の価格は同じような価格帯であると考えると 積水ハウスの方が値引しろが大きい。つまり 積水ハウスと交渉する場合 値段を膨らませているので しっかりとした値引き交渉が必要となるであろう。
実際 設計士と価格の話をすると 合理性に欠ける。これは 設計士は実勢価格 こちらは営業の提示価格なので 差が常に生じる。その場合 実勢と提示価格の違いですね と言うと設計士は同意する。感覚であるが リクシルの価格の上乗せと同率のように感じた。
これは 自社で行うもの以外にも同等の掛率であhないか と想像。
例えば 20% と 30%引きを想定すると
全費用
0%値引き   5030万  (建物だけの坪単価 100万)
20%値引き  4020万   (建物だけの坪単価 80万)
30%値引き  3520万   (建物だけの坪単価 70万)

建物以外の費用
0%値引き   1640万  
20%値引き   1312万   
30%値引き   1150万

住友林業 
そんなに詳し比較検討していないが 多少の値引きがあると思われる。
建物以外の費用が 1000万なので 積水ハウスの30%引きより安い。これは 顧客に簡単に比較されてしまうので 低く抑えていると思われる。
全費用 (建物以外は値引き0%とする)
0%引き  3770万  (建物だけの費用と坪単価  2700万 坪80万)
10%引き 3500万   (建物だけの費用と坪単価  2500万 坪72万)
20%引き 3220万   (建物だけの費用と坪単価  2220万 坪64万)

工務店の価格
建物だけの価格 1780万 (建物だけの坪単価 53万)
建物以外の価格  830万

結論
積水ハウスの場合 値引きがないと支出5000万 悪いけど この価格の家とは思えない。
それなら 住友林業を購入して 贅沢な内装 (坪20万も使える)を施した方がいいと思う。
競合に勝つための 多分 値引きしてくるであろうが その場合 やはり 全費用 3500万-4000万程度が妥当であると思われる。実際 我家と同じような家を昨年建てた方 建坪40坪で4200万(外構を含む)の人があった。(内部仕様は我々と同じ、和室にはお金をかけたそうだが この点は無視すると)これは神奈川で人件費が高く関西ではもっと安くなるとの話であった。これと比較しても 3500-4000万位が 妥当な金額であると思われる。
やはり 積水ハウスの場合 金額を膨らますので 値引き交渉が大切であると思われる。

住友林業
詳しくは 比較していないが 一般的に言われているように 積水ハウスと同価格帯であるならば 5%程度の値引きを期待すれば 3500万-4000万になると思われる。

工務店の場合
地震に対する工法は 金属を用いたSE工法。断熱はセルロース 壁は珪藻土 とグレードとしては 標準の積水ハウス 住友林業よりも高い。
また 材木の集積材を使用 積水ハウスと同じである。
唯一の問題は 内装にデザイン性が乏しいため 積水ハウスや住友林業の内装を参考に 坪単価を52万から 10%引き上げ 57万 とすると 全費用は 2770万となる。
これに さらにキッチンに100万 風呂に100万 水回りに30万位 余分にお金をかけて3000万というレベルにする というオプションも考えられる。

やはり積水ハウスの場合 最初の担当営業が悪く その影響が後々まで尾を引いたと思われる。会社としても 最初の担当の話を上書きするような事はできないのだろう。
よく ブログで 担当が悪かれば替えてもらうという話を聞くが 一旦話が進んで(対して進んでいなくても)しまえば 悪いサイクルから出ることは無理なようだ。

私の経験:悪い営業に当たれば 別の会社にする。 どうしても同一会社であるなら 少なくとも1年位の期間をおいて 全く別の案件ですが という事でスタートする以外にないと思う。
客 会社 両方にとって不幸なことではあるが。
我々の場合 最初の営業が出した値段に縛られ 後々まで その価格体系を維持する事になり 双方とも それを打破できない状態である。