同じ顔、身体も能力も同じ、

双子の兄弟がいる。



主人公の兄は人に愛され、弟はそれを知らずに過ごす。



時は流れ、18歳で二人は対面する。



二度目の読書中に、弟の視点で読んでいることに気がついた。



二人はお互いの目で見た景色や思考を解り合える能力も備わっているらしい。



そんな二人を、あえてノーナレーションで描くシーンがあった。



私は、二人をなんとか理解しようと心を寄せる。



この作者は、強き者が持つ脆さや悲しみを描くのがうまい。



この物語は、完結しない。



「イヴの眠り」へと続いていく。