YASHAを読んでいると、凛が作ったウィルスにより最悪の事態が起き、静の大切な人が亡くなってしまう。レベル4の感染隔離区域に患者はいて、医療従事者は防護服を着ている。



8巻目には東京には外出禁止令が出ていて、「殺人(キラー)インフルエンザ」の死者がとうとう1万人を超えたというニュースをやってる…。


「…空気が悪い。 換気がよくないからだ」

主人公の静が言ったセリフ。


作中では、街では暴動が起こったり、自警団が結成されていたり、拳銃を持っている者も多い様子で、治安は良くない。






新型コロナウィルスは2021年8月現在、

感染症レベルでいうと、エボラ出血熱やペストの次に危険度の高い順位に位置付けられている。


現実の世界では、日本はもうすでに死者が1万5千人を超えてしまった。

感染は止まらない。


新聞やメディアでは『命守る行動を』


こんな風に、あり得ないと考えていた物語の世界は、気が付けばふっとそばにあった…というか、身を置いていた…ような気分にさせられた。







静は躊躇せずに人を殺しまくる。

守るべきもの、それを奪おうとする敵をしっかりと見定めて。


しかし、そんな静にも葛藤があった …。

優しい、兄のような存在だった『もいっちゃん』のいる空に向かって、

必ずいずれ自分自身を裁くから…!  と。