優勝を目指すと聞いて思わず驚いて念を押した、

という記者さんグラサン

読んだ瞬間「なんと失礼な!」と思ったてへぺろ

自分は「うんうん!そーだよな、そこめざすよな」と思ったからだ。

ただ、後日の詳細な記事には

その言葉にいたる筋道が記され

決意の根拠が明白に語られている。

念を押して詳細を聞き取ってくれたからと感謝するが、

結論の一言だけを独り歩きさせる記事の恐ろしさよ!

読者全員が詳細記事まで読むとはかぎらず

第一報は大事である。

 

坂本花織選手の最近の記事にもそんなのがあったなー。

読んだ瞬間、かおちゃんが話したのとはニュアンスがちがうだろうと思った。

インタビュアー自身が受けた印象を膨らました表現にちがいないと

性格の悪い自分はうがった感じ方をした。

 

それはさておき、駿君の話。

伸び盛りの選手は客観性の高い自分の姿を雄弁に語るなあ、

とここ数年しばしば感じてきた。

今の駿君にも同じことを強く感じている。

技術的にも心理的にもくっきりと自身の姿が見えていて

モチベーションを高める原動力がそこ、自身の内にある。

内にあるので揺るがない。

自信をもって成長の階段を着実に上がっていく。

 

GPSの戦いを見てきた印象では

多くの選手の中で今は

佐藤選手の落ち着きがピカイチに光って感じられるキラキラ

「いけるぞっ!」と自分が感じる根拠はこれである。

その落ち着きは、

今季の自身のモチベーションに迷いはなく、

取り組むトレーニングに余念はないゆえに

着々と前に進めていることの証にみえる。

自身が見えていること以上に強いものはない。

前に踏み出す一歩は確信に満ちて力強い。

 

全日本、

試合本番というのは何が起こるかわからない場ではあるけれど

液体燃料の燃えあがる炎ではなく

じっくり燃え続ける炭火のような底深い情熱で臨み、

選手としての磨きを加え、

佐藤駿というスケーターの輝きを増す機会となることを

願いつつ、応援していますハートハートハート