ワカチナ 砂漠のオアシスでぼんやり。 | シロネコアルク。

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新婚旅行で地球一周した夫婦の、長野移住生活。

日本(2017年4月24日から)→中国→ベトナム→タイ→カンボジア→インドネシア→スリランカ→ヨルダン→エジプト→ギリシャ→ブルガリア→ルーマニア→ウクライナ→ポーランド→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド(スウェーデン)→イギリス→モロッコ→スペイン→ポルトガル→スペイン②→パラグアイ→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→ボリビア→ペルー→エクアドル(現在地・28ヵ国目)


3月26日現在。

引き続き、エクアドルのクエンカに居ます。

エクアドル第三の都市、クエンカ。

古い街並みが残る落ち着いた雰囲気の街です。
標高2535mにあるので、湿度も少なくて涼しく過ごせます。

仕事をリタイアしたアメリカ人が住み着く街として人気だそうで、確かにアメリカ人らしい人をよく見ます。

通貨も米ドルなのでいろいろ便利なところもあるのでしょう。
ペルーより英語も通じる場所が多くなった気がします。

おまけに治安も他のニ大都市よりグンと良いのです。
無料の博物館や美術館もいっぱいあるし。
素晴らしい街です。


そして今日は無料で見れるプラネタリウムを見てきました。
土星の形の小さな建物で、半球の天井やリクライニングシートなど、しっかりとプラネタリウム用の設備が整っており、期待が膨らみます。

ただ、プロジェクターが小型なのは入った時から気になっていましたが…

始まった映像は、白黒!
且つ、光量不足でハッキリしない映像。
見ていてとても疲れました。。

妻は楽しかったと言ってます。
最後の方は寝てたみたいですけど。

僕も寝てればよかったかな。
観終わったあと、気持ち悪かった。。




今回はペルー

ワカチナの思い出です。

3月16日〜3月17日

1PEN(ソル)=33円



曇り空の下、水浴びするおっちゃんと犬。

こんな画で始まる今回の町ワカチナ。
ここは『砂漠のオアシス』なんです。



ナスカから北に140km、バスで2時間半。
イカの街がある。

ワカチナはイカの街からタクシーで10分(5PEN)の距離にある小さな町。
高い砂山に囲まれている。



町から一歩出ればそこはもう砂漠。

快晴を望んでいた訳でも無いけど、曇り空の下の砂漠は何か物足りない。。



池の周囲に建ち並んだホテルやレストラン、売店などがその全て。

遠くにはさっき来たばかりのイカの街。

先述した通り、ここは車で10分で来れる『砂漠のオアシス』。

「オアシス‥だな。」
「オアシス‥だね。」

我々は高台に登って、オアシスを見下ろす。



先日のナスカでサンドバギーとサンドボードを遊んでしまったので、この町でやる事は特に無いのだった。

遠くのバギーから悲鳴が聴こえたり、家族連れの楽しそうなボードの様子を眺めたり。

砂山に腰を下ろして、ぼーっとするのも、いいものですね。



観光地だとは知っていたけど、ペルー人をよく見るのは意外な発見。
いつも遊び惚けてるのは外国人ばかりだから。。

水辺でのんびりするのがペルー人。
欧米人も一部のんびりしてるけど、その多くはサンドバギーで悲鳴を上げている。



オアシスだなぁ
砂漠のオアシスだなぁ


お気付きですか?
この町では特に何もしていないので、写真にレパートリーが無いんです!



お高目なレストランを華麗に遠避け、地元の人と一緒の露店食堂で夕食を。
まぁ、いつもの事です。

夜になると、小さな町のあちこちでズンズンと音楽が鳴り響いてきます。

水辺で蚊も多い場所らしいので、窓を閉め切っているのですが、我々の部屋にも小さくない音量が入ってきます。

うるさいし、暑い。。

妻はこの状況でも寝れるらしい。
僕は涼みに出掛けました。



確かに僕も、ナスカでは遊ぶのに忙しくて疲れていたので、寝るのは簡単だったんです。

でもこの景色も見てみたかった。
砂漠のオアシスの夜景です。


冷やりとする砂に素足を入れ、夕方に登った高台に登ります。
砂に足を取られるのも、慣れたもの。
サハラ砂漠で砂丘に登った夜を思い出します。
あの時も僕一人でしたしね。

星空も特に無く、生温かな夜風に汗が引いていきます。

帰ったら寝る前にシャワー浴びなきゃ。



翌朝。
期待通りの青空です!
部屋の窓から見えるプールでは客がもう遊んでいます。

夜のワカチナの喧騒を越えてでも見たかったのは、朝のオアシスだったんです。



陽に当たるとすぐに汗ばんでしまうけど、爽やかな朝の空気。

そうそう。ここには人魚伝説もあるんです。
昔ここで水浴びをしていた女がいて、近付いてくる男の気配を感じて手鏡の中に隠れてしまったそうです。
そして手鏡の中から水が湧き出し、この砂漠にオアシスが出来たそう。

ロマンチック‥じゃないなぁ



朝からサンドバギーツアーもやってます。

この小さな町に、凄い台数のバギーが隠れている様です。
だからお客さんの要望に柔軟なツアーが出来るんですね。

写真のバギー、おもちゃみたいだな。



青空の下で見ると、砂漠が砂漠らしく見えてきますね。

砂も熱くて、足が焼けそうです。

実際にこう熱くなってしまうと、『やっと辿り着いた砂漠のオアシスごっこ』のやる気も削がれるのは贅沢な悩みと言うものです。

昨日の曇り空の下ではやりました。



貸しボート屋さんが池の中央に停めていたボートを回収に来ました。

朝9時。
でも開いている食堂は見つかりません。



宿に朝食は無かったけど、この町の最安値50PENで泊まれました。

今日は首都のリマまで移動です。
朝食も見つからないし、バスも予約してないし、早目に出発する事に。

イカのバスターミナルまでタクシー6PEN。


『砂漠のオアシス』はほんとにあるんですね。
貴重なオアシスでの一夜でした。


ペルー首都リマに続く。