今年5月末に台湾を訪問した時のブログです
台湾ロピア
24年2月5日オープンした「ロピア新北中和店」
営業時間11時~22時
台中店(23年1月オープン)、桃園店(同年12月オープン)に次ぐ3店舗目
同6月7日には4号店である「ロピア新荘店」をオープンさせた
ものすごいスピードで台湾に店をオープンさせている
今後は高雄市にも出店の計画があるという
「ロピア新北中和店」
新北市「グローバルモール」地下2階
台北からタクシーでお伺いした
人口の多い地区のショッピングセンター内にオープン
B2にロピア
ロピアのロゴ
ロピアは「現地化」はせず「独自化」を図っている
店の印象は日本の農畜海産物と日本製品を扱う店
日本ではディスカウント色が強いが台湾では高級食料品店だ
日本から空輸や海運で商品を運んでいるため高くなるのは当たり前
エスカレータを降りるといきなり青果売場
店はそれほど広くない
平台はさつま芋の段ボール販売
入口の左側は惣菜売場
「GOCHISOU MARCHE」
殆どがインストア製造の惣菜で目玉売場の一つだ
ピザ売場
5月25日、26日の日替わり特売
よく売れている
惣菜売場
魅力的なセット商品が並ぶ
ミニオードブル
自家製ソーセージ
ロピアは店内にソーセージ製造施設を持っている
ローストチキン丸
これも出来がいい
弁当売場
肉惣菜中心の日本式弁当
焼きそば、お好み焼き
日本の惣菜売場をそのまま台湾で再現
商品も丁寧に作っている
よく教育ができている
鮮魚、寿司売場
丸魚や切身魚は殆ど品揃えされていないという割り切り
台湾にはまだ伝統的な生鮮市場が存在している
野菜、くだもの、鮮魚、豚肉、鶏肉はスーパーマーケットとっては強敵だ
そこに対抗するためには勝てるセグメント(商品区分)が必要だ
ロピアは惣菜、寿司、和牛、加工肉、日本菓子、調味料を強化した
刺身と寿司
サーモン握り
ホタテとサーモン丼
ホタテは日本産か
タコのぶつ切り
巻き寿司
日本の寿司がそのまま売られている
出来がいい
精肉平ケース
黒毛和牛しゃぶしゃぶ用
いい値段だが日本の「黒毛和牛」は魅力的
台湾では「しゃぶしゃぶ」や「牛肉麺」などでよく牛肉は食べられている
焼肉コーナー
台湾は日本の直火で焼く「焼肉」はまだ浸透していない
この食習慣をいかに定着させるかが成功のカギだ
日本式焼肉の品揃え
焼肉文化を浸透させるには、「カセット卓上焼肉コンロ」を一緒に販売したらどうかと思う
私も持っている「ジャネットタカタの焼肉コンロ」がいい
黒毛和牛サーロインステーキ
いい肉だ
焼肉用
焼肉用豚肉
ソーセージ売場
インストア製造のソーセージだ
肉は「ブロック肉」⇒「カット肉」⇒「スライス肉」⇒「ミンチ肉」⇒「加工肉」⇒「ミートデリ」と加工度を高めいいサイクルの仕組みをつくっている
日本の焼肉のタレ
日本の焼肉のたれが販売されている
「焼肉文化」を定着させるには、「焼肉用肉」「焼肉のタレ」「焼肉コンロ」の三拍子が必要だ
液体調味料
日本の売場と変わらない
チルド売場
賞味期限から空輸で日本から運んでいる
北海道「よつ葉牛乳」
北海道は台湾人にはあこがれの地だ
左が玉子売場、突き当りはペット飲料
たまごは冷蔵ケースで販売
「たまごかけご飯」に使えるはずだ
迫力のある菓子売場
日本の菓子は人気だ
ハイゴンドラを使い迫力を出している
最下段はキャスター付きジャンブル陳列
天井には電車が走っている
日本と同じだ
台湾総責任者の水元氏と偶然会う
アポなしで会うことができたのはラッキーだ
こちらから声をかけ立話でいろいろと話を聞けた
あまり書けないことが多いが、スゴイ覚悟で台湾に乗り込んでいる
歴史的には多くの日本の食品小売業が台湾に進出したが殆ど撤退している
「現地化」の失敗もその原因の一つ
ロピアには「独自化」で頑張って欲しい
彼と話をするのは初めてだったが、同じ時代を生きた者として店も本人も応援したい
政府も日本産農畜水産物、加工食品を販売しているため「輸出拡大」のため支援して欲しい
台湾に旅行に行ったらロピアに顔を出してみたらどうでしょう
台湾の友達にも紹介してください
応援しましょう
地元企業「MIaC`bon」
同じショッピングセンター内にある高級食料品店
この店で注目するのは生鮮食品の保存方法だ
果物売場
トップの平台にはニュージーランド産のキューイとリンゴ
チルドの野菜売場
高級果物も
魚売場
品揃えと包装形態が参考になる
インストアパックとアウトパックを併売
スキンパック製品売場
スキンパックの切身魚
ここはMAP包装の魚
ヨーロッパの小型食料品を見ているようだ
精肉売場
ここもインストアパックとアウトパックの併売
スキンパック
スキンパックのスオージービーフ
色もいい
スキンパックのアンガスビーフ
鶏肉のMAP包装売場
骨付きもも肉のMAP包装
「ロスの削減」だけではなく「おいしさを優先」すればこうなる
包装技術は日本より進んでいる
日本も近い将来こうなる
日本ではダイエー(イオン)が先行している
冷凍食品売場
台湾は昔から鍋を冷凍で販売している
テナントの日本の飲食店
「焼肉ライク」はこの行列
これを見ると「日本式焼肉」は台湾で浸透しそうだ
ロピアはそれを見越している
和食の大戸屋
ここも行列
台湾にいても日本食には不自由しない
また台湾に行く予定があるので、「ロピア桃園店」と「ロピアららぽーと台中店」は見るつもりだ
またレポートします
高雄の店も楽しみだ
ロピアを後にして近くのハイパーマーケット「大潤発」へ
ここは私がずっとベンチマークしている企業
丸亀製麺で昼食
おすすめメニュー
「おでん」ではなく「関東煮」
1個32元(約150円)
うどんのおいしい食べ方の説明
分かりやすい
私は「とまとうどん」を注文
日本と全く同じだ
海外で食べるうどんは特においしい
ご馳走様でした
次回は「大潤発」と「士林夜市」をレポートします