「潜水艦博物館」と「ロシア料理」 帰国  | 城取博幸のスーパーマーケット見聞録

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城取博幸が国内外のスーパーマーケットを回り、ヒットしそうな商品紹介を
して行きたいと思います。

ハバロフスクの「潜水艦博物館」

その隣には、「永遠の火」「ニコライ2世凱旋門」などがある

一応、観光名所なので中に入ってみる

C-56タイプ

中はこのような展示物がある

なにせ70年以上も経っているため、雨漏りがひどい

さらに進むと、ハッチで部屋が区切られている

機械室 いろいろなバルブが

通信室

最先端の「魚雷発射室」

寝室も一緒になっている

ベッドの上には魚雷

魚雷

発射口は4つ

この形を見ると、上海の「武器博物館」に展示されていた、潜水艦はロシア製であったことが分かった

一応観光名所ということで、さっと見てホテルに帰り、食事をすることにした

ホテルのウォーターサーバー

部屋にペットボトルや湯沸かし器がなかったため、不便に思ったが、各フロアーにウォーターサーバーが設置されている お湯もでる

使っていると意外と便利、それにエコである

 

ロシアに来てから、ちゃんとしたレストランでロシア料理を食べていない

そこで、ホテルのレストランで、ロシア料理の定番中の定番

「ボルシチ」と「ビーフストロガノフ」をいただく

その国に行ったら、定番メニューをまず食べるようにしている

 

食前酒は、ウォッカならぬ「カンパリトニック、ライム添え」

カンパリはイタリアのハーブ酒だが、私の好きなカクテルだ

ウェイターに注文しても分からないので、バーカウンターに行ってバーテンに直接注文

「ボルシチ」はウクライナの伝統的なスープで、中欧に普及した

ポーランド、チェコ、ハンガリーなどでもよく飲まれているスープ

ビートの色が鮮やかだ

内容を調べると

ビート、玉ねぎ、人参、トマト、タンなど

使われているタンは、小さいため、子牛か豚のタンのようだ

ビート独特の土臭さがなく、さわやかで飲みやすかった

「ビーフストロガノフ」は、ウラル地方の貴族ストロガノフ家の家伝の一品と言われている

牛肉の細切り、玉ねぎ、マッシュルーム、キノコをスープで煮込み、サワークルームを加えたもの

右上のパンはスープに付いてきたもの

日本ではライスと一緒に盛りつけられるが、ここでは周りにマッシュポテトが添えられている

何やら、さわやかな酸味とシャキシャキとした触感の食材が入っている

さすがに、名物料理だけあっておいしい

いったいなんだ?

それは、四分の一くらいにカットされた、「ベビーキューリのピクルス」であった

サワークリームは加熱すると酸味が薄くなる 酸味を残す食材として使用か

これが、濃厚なソースとよく合う

ビーフストロガノフは日本でも食べるが、この組み合わせは意外

今度、試してみようと思う

デザートは「チョコムース」と「アメリカンコーヒー」

ロシアでコーヒーを注文すると、「エスプレッソ?それとも、アメリカン?」と聞いてくる

アメリカンを注文

キレイにできている

中は、甘みの少ないフワッとしたホイップクリーム

一応、コース料理ということで、スープからデザートまで注文した

少し食べすぎの感はある

これだけ、注文して日本円で、約3000円

このグレードでこの価格は安い!

 

4泊5日の駆け足の極東ロシア3都市めぐりだった

各都市の日本人墓地や日本人の「平和慰霊公苑」、

ウラジオストックの「君死に給うことなかれ~」で有名な、与謝野晶子の「歌碑」にも訪れることもできなかったが、スーパーマーケットを4店視察できたことが大きな収穫

 

ウラジオストック国際空港から成田空港へ向かう

中国人や中東系が好きなバッグのラップ巻きの機械

グルグル巻きにしても、開けられるときは、カットして開けられる

日本線では殆ど見かけない

空港の土産物屋

冷凍カニのむき身

冷凍いくら

冷凍サーモン

日本に持ち込めるらしいが、思ったほど安くない

出国ゲートの近くにも「ROYCE」の店舗

北海道発の「ローカル グローバル」

よく頑張っている

また、黄緑色の飛行機で成田に帰る

黒い制服を着た係が、ハッチを開けて中を確認している

 

これで、極東ロシア3都市特集は終わり

ありがとうございました

 

今月は、カナダ バンクーバーの「ホールフーズ」vs「セイフウェー」徹底研究

お楽しみに