元三大師関連寺院(一)【14】熊谷厄除大師(埼玉県熊谷市上中条)No.2 | 遊行聖の寺社巡り三昧                            Yugyohijiri no Jishameguri Zanmai

前回は、熊谷厄除大師と銘打ちながら、延々と秩父鉄道の『SLパレオエクスプレス』について書いてしまい申し訳ございませんでした。

迷惑ついでにもう一つ、熊谷名物『フライ』についてお付き合い下さい。

八木橋百貨店まで散策した際、猟犬に近い嗅覚を持つ美月が、「あ、ソースが焦げる香ばしい匂いがする」とリードを引いても店の前から動かなくなりました。

それが名店『いわ瀬』との出会いでした。

壁のメニューには焼きそばやうどんなど記されているのですが、それよりも『フライ』なる料理が一番に取り扱われていました。

(食べログより借用)

私と美月は謎の特製『フライ』(大)を興味津々で注文してみました。

(熊谷市のホームページより借用)

「えっ、これってお好み焼きじゃない?」と美月と顔を見合わせたのですが、食べてみるとこれがふんわりサクサクして実に美味しいのです。

『フライ』の由来やお好み焼きとの違いは熊谷市ホームページでも不明とされていますが、熊谷周辺の住民に愛される地元フードであることには間違いありません。

『いわ瀬』は小さな店なのですが、ひっきりなしに『フライ』の注文電話が入り、地元の方が車で取りに来るテイクアウトの売上がはるかに多いようです。

私と美月は『フライ』を食べてその理由がわかりました。

食べたら絶対にビールを飲まずにはいられなくなるからです。

昼飲みを愛する私と美月が熊谷移住を真剣に考えてしまうほどの『フライ』なのです。

以降、北関東へ遊行に出た際は、『パレオ』と『フライ』を楽しみに熊谷を定宿とにするようになりました。

さて宿と言えば、昼間の厳しい遊行の疲れをとってくれるホテルは、私と美月にとって大切な癒しの場となります。

画像は、一日の遊行の成果(絵馬・護符・御朱印等)をベッドの上に広げてニヤニヤと確認作業している私です。

この時間が遊行の醍醐味なのです。

あちこちを遊行していろいろなホテルに美月と宿泊させて頂きましたが、その話も追々書いていきたいと思っています。

次回こそは本題の熊谷厄除大師を書きます。