先日11月29日(土)1630-1830シネマチュプキタバタ(田端駅北口から東へ徒歩5分くらい)で、『マイスモールランド』を観てきました。これは、埼玉に住むクルド人家族を描いた映画です。11月29日(土)から12月4日(木)までで、3日(水)は休映なので、あと12月4日(木)1630ー1830だけです。
映画『マイスモールランド』オフィシャルサイト 2022年5/6(金)全国公開
2022年の作品で、主演の嵐莉菜莉奈は、2020年ミスコンテストで優勝、Viviの専属モデルで、今回映画初出演初主演、実の父妹弟も出演。監督の川和田恵真は、早稲田大学在学中に制作、今回商業映画初とのこと。
日本では、1970年代のベトナム難民で、経済難民のイメージがあったのですが、私が難民の方と出会ったのは、ケニヤとスウェーデンでした。ケニヤで隣国のルワンダなどから難民の方が。独裁政権に反対して、国を離れたと。ジュネーブ条約では、政治的宗教的難民であることを知りました。そして、スウェーデンでは、イラク軍から陸路国を離れたクルド人の方と知り合いました。クルド人Kurdishは、イラクやトルコに住む人々です。かつて、イラク戦争の時、劣化ウラン弾が使われたことも。その講演会に伺ったこともあります。
最近では、この2-3年川口でもクルド人の問題がクローズアップされています。今年の4月にETV特集で、「フェイクとリアル 川口 クルド人 真相」をやっていました。
少しの問題を、SNSで誤った情報を流し、それで儲けるという実態が報じられていました。問題はその1週間後くらいに再放送が突然なしに(当日新聞のテレビ欄にはあったのに)。ネトウヨ(ネット右翼)から抗議があったのかわかりませんが。しばらくして再放送がされました。私もその後川口のクルド人のお店にも行きました。
そのころ川口の方と知り合ったこともあり、かつての吉永小百合さん主演の「キューポラのある街」は川口が舞台とのこと。キューポラとは、鍛錬工場の煙突のことで、言って見ると駅前にありました。ショッピングモールもキュポ・ラでした。
日本の難民認定も本当に問題があると思います。ジャパンファーストではなく、困難にある人、苦しんでいる人をまず第一に考えるべきだと思います。
追記
入管に関して言えば、2021年のスリランカ女性ウィシュマさんの事件が思い起こされます。
また、以前牛久に行った時、東日本入国管理センターがあるのを知りました。もう一つは、長崎県大村市にあります。
また、学生時代から難民の問題に取り組んでおられた女性が、現在、難民支援教会の代表をされているのを、1-2年前テレビのニュースで知りました。
映画『マイスモールランド』の関連動画が出てきました。
映画『マイスモールランド』ベルリン国際映画祭レポート - YouTube
:*後半、舞台挨拶も

