逆⇔本能寺の変_2日目(1/3) | 城新聞

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-Japanese castle press-
Trying to find dreams are more precious!
I walk to the horizon and there I find another,
It all seems so surprising and then I find that I know.

本能寺跡 

 

2日目スタート

宿泊先から西へ500mほど直進したところにある老人ホームが跡地 

外観は当時を偲ぶのような景色が一切なし 

『信長最期の地』とはいえ、 さすが1000年以上の歴史を持つ京の都

「過去は過去」と割り切っている、 というか、潔さすらあった

現・本能寺 

 

本能寺跡から北東約2km先のところに 現・本能寺がある 

境内には信長公廟があり、現地の案内板には、この墓所は三男信孝が信長没後から約1ヶ月後、7月3日に建立したと記されていた

本圀寺跡 

 

光秀にゆかりのある寺 

将軍・足利義昭が本拠地としていた時期があり、1566年、三好三人衆が義昭をここで襲撃したのが「本圀寺の変」 

この時、光秀は幕府軍として防戦した 

この京都での市街地戦の経験が13年後、今度は攻め手として「本能寺の変」を起こした要因だと個人的に強く思う

現在の京都市街地の地図で見た、本能寺跡と現・本能寺、本圀寺跡の位置 

 

位置がわかった上で、本能寺の変が登場する小説を再読するとさらに面白さが拡がるのが歴史小説のよいところ 

加えて後日談として著者が現地を直接取材していたことなど知ったら、自分勝手に伏線回収もできたような気持ちにもなる

北野武監督 映画 首 

 

「あなたこそ、あととりなのに」 

「なぁ?」

 

 11月23日公開初日、朝イチの上映で鑑賞 改めて本能寺の変に興味を持ったのは、この予告を観たのがはじまりだった