罰ゲーム | 一日一日、ゆっくりと

一日一日、ゆっくりと

 自分に負けず、歩く日々

脊椎転移への放射線治療、
きょうが初日でした。

朝一番で放射線センターへ。

私の病院では、放射線にかんするいろいろな部門が全部一つのビル 「放射線センター」 に入っています。CTは4階、MRIは2階、骨シンチは1階、というように放射線がらみの検査や治療は全部 「放射線センター」 でできます。

 

「放射線センター」 資料動画:


画像クリックにて動画(youtube)
 

この病院でがん治療を始めて2年余り。
CTとかの検査で「放射線センター」に来るたび、やがてあの地下1階にも御世話になる日が来るかな、などと思いながらエレベータの乗り降りをしていました。
そしていよいよきょうから地下1階、放射線治療フロアの患者になりました。

 

まるで、放射線のデパート
 

地下1階に降りて受付、そして待合室へ。
朝一なのに患者は数人だけ。
いつも賑やかに人が行きかっている院内で、この地下のフロアだけひっそりと静かで、なんだか取り残されたような雰囲気です。

職員から渡された術衣に着替え 「治療計画CT室」 へ。

担当の診療放射線技師からあいさつ。
そのとき、きょうは放射線学科の学生が見学させてもらいますが良いですか、と聞かれました。
大学病院では学生の見学はよくあることなのでもちろんOK。
ポニーテールの似合う可愛い女子学生が 「よろしくおねがいします」 とあいさつ。

昔は放射線技師は 「危険な職業」 のイメージがあって、
子どもを産む女性の職場としてはふさわしくないというデタラメな風評がありました。
私の世代では女性の放射線技師はとても少ないです。
今ではそんな偏見も無くなり、放射線学科も男女が半々とか。
時代も変わるもんだなと思いながら、CT台の上に横たわりました。

仰向けになって、CTの穴に胸まで入ったところで技師から

「すみません、ズボンをヒザまで下ろしてください」 と指示。

「はい」 と術衣のズボンをヒザまで下ろしたら、

「すみません、下着もそのまま下ろしてくださ~い」

「ん?」

なんだよ、聞いてねえよ・・・
でも、そういうもんなんだなと、パンツをずり下ろします。

女子学生の視線が気になる ガーン

しかし・・・、

CTの穴に上半身入ったまま
下半身はパンツずり下げって、絵的にどうよ・・・
えー

こんな状況は一般の世間ではありえない。
もしやったら即座に逮捕ですね。
でも、医療あるある、
しかたない。

まあ、べつにパンツの中のモノを見られて困ることもないしね。
かといって見られて自慢できるほどのモノでもなし (笑)
平常心平常心。

やがて、CTが回ったり、天井から赤や緑のレーザー光がタテヨコに走ったり、
いろいろと放射線照射のシミュレーションをやっている気配。

そして技師がおもむろに腰の周辺にマーキングをし始めました。
マジックでペケ印をつけるだけと思っていましたが、細いテープのようなものをぺたぺた貼っていきます。
ヘソの下とか、腸骨突起部とか、わき腹とか
くすぐったくてしょうがない(笑)

いろんな治療や検査で痛みをこらえることはありますが
くすぐったいのはあまり経験がありません。
しかもパンツ下ろしたまま(笑)
ある意味、罰ゲーム。

苦難の時を経てやっとマーキングが終わり、パンツを上げて終了。

こんな↓マークがあちこちに付けられました

http://www.geocities.jp/shiroou/blog/marking_left.jpg
(私の腹、不快画像につき見たくない方はパスして下さい)


ああ、ペケ印です・・・
やっぱり罰ゲームだったんだ(笑)

 

 

 

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