![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150802/11/shiro-cross/b9/12/p/o0695098613383709136.png?caw=800)
セバスチャン・サルガド 地球へのラブレターを観に行きました
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
ブラジルの田舎の裕福な牧場で生まれたサルガド
サンパウロの大学で、経済学を学んで
パリに留学。 その時、一緒に行った後に妻となる女性が建築学の為に買った
一台のカメラが、サルガドの運命を変える
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150802/11/shiro-cross/5f/5d/p/o0800051213383709134.png?caw=800)
1枚目は、ブラジルの金鉱山
この世とは思え無い光景を描いた写真
彼らは、奴隷ではない。 何百メートルも掘られた金鉱山を
1日に、何度も往復する。 命がけで、早足で山を下り。
土嚢袋を持って上がる。
労働者は、土嚢袋を サルガドは、カメラを担いで1日に何度も命がけで
往復する。 幸運にも、金の入った袋を持って上がったものは
二度と山を下る事は無い。 彼らを縛っているのは、富への欲求だけだ。
労働者や、少数民族を撮るのにも サルガドは、彼らのコミニュティーに入っていく。
1週間、アスファルトの固いベッドで寝かされて
サルガドの本気度を試された事も有るそうだ。
サルガドが、次に取り組んだのが 人口の移動。
国境なき医師団と同行して、難民の移動に同行した。
赤十字などの寄付金は、難民には分配されずに
次々に命を奪われていく人々、集団殺戮を見ているうちに
サルガドの魂も病んでいく。 サルガドのプロジェクトは5年 10年単位で
壮絶です。
人類の救済を試みて、世界各地で写真展を開き
社会派の写真家(という言葉でレッテル貼るのが申し訳ないほどの情熱ですが)
の一任者としての地位を確立します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150802/11/shiro-cross/cf/4e/p/o0708052313383709135.png?caw=800)
更に難民問題や、少数民族の迫害などの写真のプロジェクトを進めようとする
サルガドが、ふと心変わりして
異なったアプローチの写真を取り出します。
地球へのオマージュ。 地球へのラブレターだ。
南極や、北極。ガラパゴス諸島での撮影。
そんなサルガドが、故郷に帰った時に
信じられ無い光景が、目の前に現れる。
自宅の牧場や山が、干ばつで木々は枯れ果て。牧場は、砂漠の様になっていた。
普通なら、絶望して土地に見切りをつけて移住すると思うが
サルガドは、何度も失敗しながら
植林を繰り返し行う。
信じられ無い事に、今 サルガドの育った牧場は
ブラジルの国立公園に認定された! 緑に囲まれた楽園になった。
ひとりの人物が。。。。
勿論、周圍の協力もあるけど
これだけ壮絶な冒険を何度も繰り返し 結果を残せるものなのかと・・・
もはや、写真家というか
プロの人間道を極めてる感があります。
いやーーーー 良いもの観た!!!!
LOVE
![Wハート](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/4358.gif)