息子と一緒に高校の体験入学へ行った。
抗がん剤の副作用・起立性調節障害・心因性の嘔吐などいろいろ絡まって体調不良の息子、朝からの登校は今のところ難しい。
闘病中の生徒への学習支援がどうなっているのか、それぞれの高校で個別に面談をした内容のまとめ。
① オンライン授業をしてもらえるか。可の場合、オンライン授業で出席扱いになるか。オンデマンド授業は?
国立高専→オンライン授業は5/8で終了。オンデマンドも無し。
県立A→オンライン授業は5/8で終了。オンデマンドも無し。
県立B→オンライン授業は終了したが対応は可能。ただし出席扱いにはならない。オンデマンドは無し。
② 授業で欠席が続いた場合、レポート提出などで単位が認められるか(特に体育など実技系)
国立高専→基本的には認められないが、科目によっては放課後の補習などで対応できる(体育は難しいかな)。事情を考慮して個別対応することはできる。
県立A→認められない
県立B→基本的には認められないが、事情を考慮して個別対応することはできる。
③ 定期考査に参加できなかった場合、追試などはあるか
国立高専→追試で対応できる。
県立A→対応できない。
県立B→別室での参加が可能。
④ 保健室利用の約束事はあるか(一時間休んで回復しなければ早退など)
どの学校も約束事はあるが、臨機応変に対応できる。
⑤ 学校として闘病中の生徒への支援実績があるか
どの高校もあり。脳腫瘍や1型糖尿病、ストーマ使用など、闘病しながら頑張ったお子さんたちはいて、個別に対応をしていた様子。
⑥ 遅刻の場合、その校時のどれくらい出られれば出席扱いになるか。
どの高校も半分程度授業を受ければ出席になるようで、特に決まりはなく先生の裁量による。
国立高専は柔軟な対応が可能なことが多い感じだった。担当の先生は「特別な事情ということで、個別に対応をして何とか卒業できるようにサポートしていきたいと思います。」とおっしゃっていた。高専なので高等学校というより大学に近い体制。
県立A校はけっこうキッチリとした進学校で、登校するのが大前提という感じ。県立B校はこちらの県では数少ない進学型単位制高校で、自由な校風でもあり支援も個別に考えてくれる様子(ちなみに我が母校)。
同じ県立でもA校とB校では支援の印象がだいぶ違い、やはり個別に面談してみて良かったと思う。
私立高校も体験したが、こちらは個別相談会が今月ありそちらで詳しく相談するので、後日記事をあげる予定。
※注記です※
あくまでも退院後の闘病に関しての支援についてお聞きしたので、入院中の生徒への支援とは違う部分があると思います。また、個別に面談したことなので、かなり要約した内容のみをアップしてあります。