文武両道を目指す14歳、悪性リンパ腫になる

文武両道を目指す14歳、悪性リンパ腫になる

高校3年生の息子と、知的&発達障害20才娘の母です。
勉強にサッカーに大忙しの息子がR4.3月、13歳の時に
悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)と診断されました。
R6.5月、すべての治療が終わり経過観察中です。

小児がんの一つ「Tリンパ芽球性リンパ腫」で闘病した息子の記録です。自分自身の記録のために書き始めましたが、同じ境遇の方に少しでも参考になればと思っています。

治療終了後の生活についても、細々と書き続けていきます。

息子に小さな荷物が届いた。

 

手のひらに余るくらいの真っ赤な立方体の箱。送り主を見ると、以前息子が医師体験でお世話になった診療所の運営団体の名が。

 

開けてみると…大きくて立派なりんご!表面にはくっきり「合格」の文字がプリントしてある。

 

こちらはりんごの産地で、受験の時期にはこういう合格リンゴをプレゼントするのが風物詩だ。といってもスーパーで手軽に売っているような物ではなくて、専門の業者さんに手配したりするらしい。

 

手書きのメッセージが同封してあった。可愛らしい文字で「自分を信じて最後まで頑張って」という意味のことが書いてある。説明書によると、息子が受験する予定の大学の現役医学生が書いてくれたとのこと。

 

「わあ!合格りんごだ。縁起がいいね!」「うれしいねえ」

息子はいそいそと写真を撮り、早速インスタにアップしていた。

 

息子はまず医学部総合型選抜を受験する。本番まであと二週間を切った。あまり感情を出さない息子だが、さすがに最近はナーバスになっているように見えて、私もかける言葉を選ぶような毎日だ。

 

合格りんごを手にとって香りをかいだりなでたりしている息子は、久し振りにニコニコと嬉しそうでなんだかホッとした。

 

運営団体さん、ありがとうございます。