探偵の仕事は楽しいの?[終わり不明の冬地獄とは] | 浮気、不倫相談、浮気調査、不倫調査は【あおしぐれ探偵事務所】

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こんばんは(^^)/あおしぐれ探偵事務所の太田です。

 

冬になると張り込みはきついです。泣きそうになります。

 

1時間もすれば、全く動けない張り込みは、耐えられなくなります。

 

本当は、30分交代とかで、コンビニなどを利用して暖をとるのですが、それがない場合は終わりです。

 

『早く出てきて、早く出てきて』『ホント頼む~』

 

願いながらになります。

 

 

1回こんなドジをやらかしました。

 

 

 

不倫カップルを尾行、その2人は、夜中になり終電で、最寄り駅まで移動。ラーメン屋に入る。

 

普通はね。ラーメン屋ですから20分~30分で出ると思うじゃないですか。

 

しかし出ないんですよね。中華屋じゃないですよ。ラーメンだけのお店ですよ。1時間たっても出てこない。

 

調査員と2人で張り込んでましたが、限界が来ました。近くにコンビニもなければ、夜中ですから、開いていて暖がとれそうな店もない。

 

やばい。まず足先が痛くなってきて、唇は青く、震えが止まらない。

気温を確認したら-2°・・・・(';')都内もマイナス温度ってあるのね。

 

 

『これは死んじゃう』と調査員と相談して、走って体を温めようってことになったんです。

 

 

5分交代で出てくるまで、走って体を温めたんですね。

 

 

そん時は本当に暖かくなったんですよね。

 

でも疲れますから、3回ぐらい繰り返して辞めました。

 

2人がラーメン屋に入って1時間30分ぐらいはたってます。

 

「さすがにでてくるでしょう。まさか見逃したか」

 

「いやいや。それはないですよ」

 

「だよね。毎回だけど、出てくるだろうと予想した時間に出てこないと見逃したかもと、不安になるのはなんでだろうね」

 

「ありますね~それ。でも片時も目を離してないんだから心配ないんですけどね~」

 

なんて話して10分経過~~~~

 

やばい。さっき汗をかいたからそのせいでよけいに寒い。

 

ばかばか。そうだった。汗をかいたらいけないんだ。

凍えるよ~

 

(/・ω・)/もう知らね(/・ω・)/開き直り

 

「じゃんけんで勝った方はラーメン屋にはいろう」

 

もう死んじゃう。2人とも動けなくなる。

 

外の調査員は待機。そして最初の調査員がラーメン食べても対象者が出てくる気配がなければ、交代でラーメンを食べる。

 

「そうしましょ」

 

「じゃんけんぽん」

 

負けた(/・ω・)/俺の負け・・全てにおいて負け(/・ω・)/

 

「じゃ行ってきます」

 

ぽか~ん

 

ダメだダメだ。なんかぼ~っとしてきたような・・・やばい。

 

「ブ~ンブ~ン」

 

『電話だ助かった』

 

「すみません。餃子もいいですか」

 

(;一_一)

 

「どうぞ」

 

「あざーす・・・プープープー」

 

終わった。気持ちがポキッと折れた。

 

『ブ~ン』

 

「はいはいはい」

 

「対象がお会計してます」

 

やりましたよ~みなさん。僕は生きてます\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

「餃子はやめました」

 

その報告はいいです。

 

「もう出ます」

 

「りょっりょ了解」凍えてしゃべれない。

 

あ~神様。不倫カップル様。出てきてくれてありがとう。

なぜか我を忘れて、不倫カップルにも感謝してしまう\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

 

さて、あと少し。汗のせいで氷みたいに冷たい服のことも忘れてカメラを構える。

 

『よっしゃー顔バッチリ撮った』

 

さて行先は不倫相手のご自宅ですか~

 

すっかり寒さから逃れ、元気そうな顔の調査員と尾行再開。

 

 

 

あれ。

 

 

 

もう10分は歩いてます。

 

 

 

 

嘘でしょ。歩くの遅すぎない。

 

 

 

もう20分は歩いてます。

 

 

 

いい加減にしてね。

 

 

 

30分歩いてます。

 

 

まじで限界。

 

 

前方にコンビニを見つけた。

 

 

 

入ってくれ。俺も入る。

 

 

 

暖かいコーヒーを100個買う。頼む。

 

 

 

 

 

 

入った~ゴ~ル。

 

 

ゴ~ルじゃないけどゴ~ル。

 

 

生き延びた・・・・

 

 

よし、対象者と顔を合わせることなく缶コーヒーを手に入れた。

 

 

この時の缶コーヒーが、人生で一番うまかった缶コーヒーなのはは言うまでもない。

 

 

さてと、もうさすがにないでしょ。多分駅まではバスなんだろうね。

 

遠すぎるよ。夜中だし寒いし、人通り無くてこっちは怪しいし、頼むよ本当に。

 

 

コンビニから2人が出てた。

 

 

よし。

 

 

そこから5分。

 

2階建てのアパートの1階一番奥の部屋に2人は入っていった。

 

 

調査員とガッツポーズ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

 

依頼者に連絡。

 

 

「プルルルル」

 

「はい」

 

「不倫相手宅突き止めました。契約のお時間過ぎましたので、解除でよろしいですか」

 

正直延長はご勘弁。

 

 

「はい。不貞の証拠はもう十分あるので、家がわかれば解除でいいです」

 

 

「承知しました。解除で、また報告書作成したらご連絡します」

 

 

よっしゃーーーーー

 

 

あれ。

 

 

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

 

 

どうやって帰る。

 

 

そう。迎えの車を呼んでいない。やばい。

 

 

ミスった~~~忘れてた~~~~

 

 

帰れない~~~~~

 

 

とりあえず、迎えの車を呼ぶ。1時間はかかるとのこと。

 

 

 

仕方ないので、調査員と歩いて駅まで戻る。

 

 

 

「あっそうださっきのラーメンうまかった?」

 

 

「うまかったすよ」

 

 

「じゃあ俺も食べていい」

 

 

「ぜんぜんそうしてください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閉まってる。

 

 

 

 

ぴゅ~北風が俺を笑ってらっしゃるぜ(/・ω・)/