記憶力について 頭の回転について 

 

 

 比較的自分は記憶力がいいみたいなので、自分なりに記憶を高める方法(?)を書いてみたいと思う。決して目新しいことではないけども、言語化することで気づく事もあるだろうし誰かのためになれるなら書いて良かったと思うからもし良かったら参考にしてくださいね。

 

 記憶力がある人と記憶力が低い人には特徴があると思っていて、記憶の仕方でかなり差が出ると思っています。記憶力が低い人の特徴は物事を覚える時に、その物や事の一面で済ませているように思います。1つの事例で終わらせている感じです。逆に記憶力がある人は物や事について多面的に捉えて、多数の事例を色々な視点から関連させて記憶しているように感じます。そして集めた色々な情報を整理整頓されたタンスにしまっているように思います。単純な事や物については基本的に誰もが自然と多数の事例を自然と集めて記憶を強固にして覚えていると思うのだけど、難しい事柄や新しく入った情報などは関連が低く記憶の定着度が低いように思います。

 

 単純な事や物について1つ事例を言うとりんごを記憶(想起)している時、人はそのりんごに色々なイメージが湧き出ると思うのです。まず形、色、味、食感、りんごの種類、固形、ジュースなどなどを自然と体験から学び自然とりんごについての具体性を記憶に留めていると思うのです。その関連性が豊富に頭の中にあればあるほど記憶の定着度はあがり記憶力は上がっていると思うんです。だから記憶力を上げたいのであれば、色々な角度から視点から物事を見て関連性のネットワークを築き上げる事が記憶を上げる近道なように感じるんです。果物というタンスの中に色々な果物の情報を入れる事でまた記憶の二重ロックと言いましょうか、関連性の度合いが増える事でその果物、あの果物の情報(りんごだけじゃなくバナナも知る事でどちら)も強固されていきます。もっといえば果物カテゴリー用のタンスだけで済まさずに食べ物カテゴリーなどの大きなカテゴリーからも果物をみたりする(例えば肉の味と果物の味の違い思い浮かべる)事によってその違いを識別する事で記憶力も上がると思うのです。あれはどう考えても肉だとか、この食感、この味覚は果物だとかの違いを認識できる事により記憶が強固になっていっている。こういう単純な物なら自然とやっていると思うのだけど難しい事柄などについてや新しい情報、人についての記憶など関連度や定着度が浅いもののついては記憶が定着しないのは当たり前で、情報が少なすぎるのと、関連性がまだ分からないから短期記憶には入れられても長期記憶に保存はできない。だから記憶を定着させたいのであれば,その事柄の情報を色々集めたり訊いたりする事が重要だと思う。そしてそういう色々集めた情報が今度は他の事柄を理解(記憶)する材料にもなるし、その材料が関連性を集めたタンスの引き出しの様な役目をすると思うのです。要するにこれはこういう関連性と似てるとか似てないとかの判断ができるようになる。現実の例えなら、人との接し方で色々経験する事(関連性を集める事)で、その人の声色(容姿)で、その人の語尾や、話している雰囲気で、なんとなく初対面でもある程度判断できるようになる。記憶力を上げたいのであれば一足飛びでは記憶は上がらないと思うけどコツコツ色々な情報を集めて、その集めた情報を孤立した記憶に留めないで関連性のネットワークの中で捉えようと意識する事が重要だと思います。

 

 また記憶力と関連性と頭の回転は密接な影響があると思います。記憶したものをイメージする時に、そのイメージが具体的なイメージで想起できる、色々な角度から想起できる場合、一つの単語でもそこに非常に多くの情報を連想出来るようになるからで、連想から話を膨らませることも出来るからです。要するにマインドマップの様な関連性を瞬時に再現できるから関連性を高めることは記憶力だけじゃなく頭の回転も高めると思います。

 

  

  言われてみたら当たり前に聞こえるかもだけど、単純な事は出来ていても、難しい事については意外と関連性のネットワークの中に捉えきれてなかったりするからそこを意識する事で変わると思います。関連性を意識する時は基本自分の頭で考える事なので、関連度があってないかもしれません。しかしあまり気にしない事がいいです。間違った事も後々、気づいたりするし、気づかなかっても仕方ないですね。人間の理解(記憶)力は完璧じゃないですから。もし気づいたら間違いやすい関連性のタンスにいれて、後の判断の材料にすればいいのです。関連度が完璧にあってないってよりもニアピンとか少し掠ってるってのが普通っぽいので少しずつでも謙虚に修正すればいいと思います。

 

 記憶力と頭の回転について上げたいのであれば関連性を意識するでした。全部読んでくださりありがとうございました。