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モンシロチョウの春型と夏型 ♂は白く♀は黒っぽい
Pieris rapae crucivora
ピエリス ラパエ クルキウォラ
秋田の角館に行った帰りに岩手・雫石町で今年初めてのモンシロチョウに出会いました。
盛岡周辺では3月半ばになるとモンシロチョウの発生を見ます。
この連休のように、暖かい日が数日続くと発生するのですが、その翌日か翌翌日には必ず雪模様になります。
明日の盛岡は今日より5度も低い、7度の予報になっています。
7度でも寒気が入ってきているので、みぞれか大粒の雪が舞うでしょう。
昆虫というものは発生すると必ず、このように自然の厳しい洗礼を受けるものです。
属名Pierisについて、ギリシャ神話の文芸の女神ムーサは、オリンポス山北麓のピエリアで生まれたので、ピエリス Pierisと呼ばれていました。
ホメロスの叙事詩は人々の前で朗誦されるものでした。
導入部に必ず文芸の女神「ムーサへの祈り」があり、オデュッセイアでは次のように始まります。
『ムーサよ数多くの苦難を経験した
「あの男」のことを我に語りたまえ』
種名 Rapaeラパエは野菜のカブ(蕪)のことです。
日本産の亜種名 Crucivoraは十字架を食べ るという意味で、モンシロチョウは十字架植物を食草としているので、この亜種名(小種名)が付けられました。
英名はSmall white 米名Cabbage whiteです。
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水田で餌をとる白鳥の群れ 角館
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