今年初めてのモンシロチョウ。2017 | 白鳥碧のブログ 私のガン闘病記 31年の軌跡

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私が過去に体験したことや、日々感じたこと等を綴っていきます。
37歳の時に前縦隔原発性腺外胚細胞腫瘍非セミノーマに罹患しました。ステージⅢB
胸骨正中切開手術による腫瘍全摘、シスプラチン他の多剤投与後、ミルクケアを5年間実践して30年経過しました。



                               モンシロチョウの春型と夏型   ♂は白く♀は黒っぽい
               Pieris        rapae   crucivora
                ピエリス                       ラパエ                  クルキウォラ

秋田の角館に行った帰りに岩手・雫石町で今年初めてのモンシロチョウに出会いました。

盛岡周辺では3月半ばになるとモンシロチョウの発生を見ます。

この連休のように、暖かい日が数日続くと発生するのですが、その翌日か翌翌日には必ず雪模様になります。

明日の盛岡は今日より5度も低い、7度の予報になっています。
7度でも寒気が入ってきているので、みぞれか大粒の雪が舞うでしょう。

昆虫というものは発生すると必ず、このように自然の厳しい洗礼を受けるものです。

属名Pierisについて、ギリシャ神話の文芸の女神ムーサは、オリンポス山北麓のピエリアで生まれたので、ピエリス   Pierisと呼ばれていました。

ホメロスの叙事詩は人々の前で朗誦されるものでした。
導入部に必ず文芸の女神「ムーサへの祈り」があり、オデュッセイアでは次のように始まります。

    『ムーサよ数多くの苦難を経験した
    「あの男」のことを我に語りたまえ』


種名  Rapaeラパエは野菜のカブ(蕪)のことです。

日本産の亜種名  Crucivoraは十字架を食べ るという意味で、モンシロチョウは十字架植物を食草としているので、この亜種名(小種名)が付けられました。

英名はSmall white   米名Cabbage whiteです。




                                                 水田で餌をとる白鳥の群れ  角館


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