ちょっと早い? お盆のお話♪ | しらた斎場スタッフブログ

しらた斎場スタッフブログ

いわき市の葬祭場|江名、豊間、小名浜でのご葬儀はしらた斎場へ

6月なのになぜお盆の話?


それは・・・


当社では毎年この時期になるとお盆の展示会が開催されるからです。


(今年は6月3日に展示会が開催されます。)


私にとってはこの時期からお盆モード突入します。


そこでお盆モード突入記念といたしまして今回は、お盆についての豆知識を


お話ししたいと思います。


お盆の迎えの仕方は、地域や宗派によっても異なりますので


一般的なお迎え方をご案内します。




まず、お盆とは・・・


仏教辞典には


「死者が死後に逆さに吊るされている様な非常な苦しみを受けているのを


救う為に、祭儀を設けて三宝に供養すること」と、あります。


お釈迦様の弟子の目蓮尊者(もくれんそんじゃ)が、亡くなった母親が


餓鬼道に落ち、逆さに吊るされている様な非常な苦しみを受けているのを


知り、何とか救おうとその母に食べ物を与えるも救えず、お釈迦様に


お願いし、そのお導きで多くの衆僧を招いてご供養の大布施を捧げたのが


7月15日。


甲斐あって母親は餓鬼の苦しみから逃れる事ができ


極楽往生が出来たそうです。


これが「お盆・お施餓鬼」の始まりです。


日本での最初のお盆は推古14年(西暦606年)。


もともとは旧暦の7月15日前後でしたが、新暦に変わった7月15日だと、


農作業の繁忙期と重なる為、1ヶ月遅れの8月15日前後にお盆を行う所が


多くなったそうです。


東京では俗に言う「東京盆」と言われる7月盆を採用することが多いようで、


東京に住む地方出身の方が、お盆休みを利用して田舎へ帰郷する都合が


良かった為、7月盆が定着したとも言われております。


現在では、「お盆は新仏様(亡くなった後一年以内の仏様)やご先祖様の



精霊を我が家に迎え供養して、家族と亡き人が共に過ごす期間」と


考えられるようになりました。



今回の豆知識はここまでです。


次回は「お盆の迎え方、送り方」をお話ししたいと思います。