今日はアカペラ譜シリーズその②
 
 よくよく考えると、ものすごい手間と時間をかけて原曲を全てバラし、6人分に採譜し直し、再構築したこのアカペラ譜は超一級の企業秘密。厳重部外秘もしくはどうしても歌いたい人に有料で販売、という形であっても全くおかしくないのに、無料で公開してしまうのがもう気前が良すぎる。


 この記事を書くために譜面を追っかけていて思い出したことが。学校の勉強を面白いと思ったことがないわたしが唯一毎回心待ちにするくらい楽しかった授業があった。

 それは中学生の時の音楽の授業。ビゼーの「アルルの女」、ベートーベンの交響曲第5番「運命」 の総譜が一人一冊配られ、先生が流すCDに合わせてひたすら譜面を追っかけていくというもの。本当にただただ譜面を黙々と追っていくだけなのだが、すべての楽章について通しで聴くことができ,更に個々の楽器の音もわかり…と言うのが面白くて、授業のみでは飽き足らず、TSUTAYAでCDを借りて家でも聴き込んでいた。(そして同じ曲でも指揮者によってテンポも全体の雰囲気も全く違うと言う事も学んだ)

 ついつい、自分語りの前置きが長くなってしまった…



🟡 銀河鉄道999



 リードボーカルを澤田さん、加藤さん、野村さん、草野さんの4人が交代で務め、大西さんのベースと上村さんのボイパもそれぞれ音が引き立っているので、リストラーズを聴き始めたばかりの人にお勧めの動画。歌入りなので譜面を追いながら聴くと、誰がどんな声なのかがよくわかる。


 前奏の草野さんのソロ、いきなりの高音スタートで音取りもリズムも大変そうなのに、技術力が高すぎる。


 一定のリズムをひたすら刻み続ける大西さん、まさに職人技。

上村さんのボイパは、もはやドラムセットを叩く音にしか聴こえない。


 2番が終わった後の間奏は澤田さんが担当していたのね。確かに澤田さんの声だし、動画を見返してみると歌っているわ。


 澤田さんって「荒野の果てに」や「チャンピオン」を聴くとどうしても声が低いイメージがあるが、こうやって譜面を見るとそこまで低音域を担当している訳ではないのがわかる。高さ的には加藤さんとほぼ変わらないくらい。

 野村さんや草野さんは譜面でも一目瞭然の高音域を歌っているけど。


 譜面を眺めていると、改めて色々な発見があって本当に面白い。

 

 


 歌唱動画感想はこちら



 

フォローしてね

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村