毎年娘をこども聖歌隊で歌わせていたのだが、コロナで暫く中止になった間に反抗期に突入し、今年はとうとう歌ってくれなくなってしまった。

毎年とても楽しみだったのに物凄いショック…

 


 そんな折、頭に浮かんだのがリストラーズのfacebookに記載されていたこの言葉。

 


 「みんなで歌うのは楽しい」




 そっか。




 娘が歌わないのなら私が歌えば良いじゃん!



 ってか毎年聖歌隊の本番どころか、練習まで見に行くほど好きなのに、なぜ今まで自分が歌うと言う発想に至らなかったのだろう。

(大人のみで構成された聖歌隊もある)


 という訳で、週末はお近くのYANASEへ…

ならぬ教会へ聖歌隊の練習に通っている。普段礼拝に列席している信者さんだけでなく、クリスマス時期は近所に住む歌が好きなおじちゃんおばちゃんも参加できるという、とってもゆるい感じ。

(年齢層は非常に高い。自分が一番若いかも)


 合唱指導をしてくれるのは、もともと音楽教諭だった男性信者さん。定年退職後は県内の中学校や高校をまわり、合唱の指導をしているとのこと。彼は恐ろしく歌が上手い。オペラ歌手みたい。一体どうやったらあんな風に、身体全体を楽器のごとく共鳴させるような声が出せるのだろう。


 指導の合間に雑談として話してくれた内容が印象的だった。最近はどこでもトランスジェンダーの子がいるので、指導前に学校から「男らしく、女らしくという言葉は使わないでください」と重々念押しされるらしい。ただどうしても合唱の指導になると男女の特長を説明しがちなので、言葉選びにすごく気を使うし難しいと。

なるほどね…  時代だなぁ…


 自分の合唱経験は中学生の音楽の時間で止まってしまっている。楽器をやっていたので譜面はかろうじて読めるものの、正直譜読みは苦手。歌について専門に指導を受けた経験がないので、毎回学ぶことばかり。


 息継ぎが上手くできなかったり、ブレスがなかなか続かなかったり、アルトパートの音を取るのが難しかったり、と色々苦戦している。


 しかし普段職場と家の往復しかしていない身としては良い気分転換となり、練習日が楽しみで仕方がない。


 リストラーズに出会わなければこの先もずっと「聴き専」で終わっていたであろう。

 


 みんなで歌うのは楽しい







 ちなみに、讃美歌は「あらののはてに」だが、澤田さんが歌っているのは「こうやのはてに」



 




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