野球どアホウ未亡人 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日の晩、横川シネマで『野球どアホウ未亡人』を観た。

 

 

 

いやぁ、ブッ飛んでたね。本作のしょっぱなから製作会社カブ研究会の表示の仕方が思い切りロマンポルノのにっかつのパロディときたものだ。所々に細かいパロディがちりばめられていた。それを演じ手達はあくまでシリアスに演じ通しているのだから、面白さに拍車がかかっている。

 

あらすじはこうだ。会社の野球部に所属していた夫が突然殺されて、未亡人となったヒロイン・水原夏子。野球に関する独自の持論を持つ夫の上司・重野に野球の素質を見出された夏子は重野からスパルタ丸出しの特訓で鍛えられ、徐々にアスリートに成長して行く。だが実はこの重野こそが夫を殺した犯人であったが分かり、途中から復讐劇に転調し、クライマックスでは夏子と重野による想像を絶する対決が繰り広げられる。

 

師匠が同時に仇でもあるという設定といえば、ジュリアーノ・ジェンマ主演『怒りの荒野』やジャッキー・チェン主演『少林寺木人拳』が思い浮かぶな。両作共傑作。

 

平凡な主婦から野球モンスターに変貌するヒロイン夏子役を熱演した森山みつきの目力が凛々しい。本作の主題歌も自ら歌っていて、これが結構良曲。中澤洸紀による音楽や挿入歌もワリかしカッコ良かったので、ついサウンドトラックCDを買った。

 

凄まじくトリッキーな映画であったが、愉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

上映後に、森山みつきさん、井筒しまさん、藤田健彦氏、小野峻志監督による舞台挨拶があった。進行役を映画評論家のくれい響氏が担当。皆さん、愉しそうにポーズとってます。

 

 

小野峻志(たかし)監督。この監督の名前は覚えておいて損はないと思う。

 

 

重野進役の藤田健彦氏。Xポストを拝見すると、広島観光をしっかり満喫している様子であった。

 

 

水原春代役の井筒しまさん。

 

 

 

 

キレイな方であった。

 

 

水原夏子役の森山みつきさん。

 

 

 

 

 

 

生みつきさん。ブチ可愛かった。

 

 

 

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Ameba映画部