夜明けのすべて | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、109シネマズ広島で『夜明けのすべて』を観た。

 

 

 

聾の女子プロボクサーの日常を敢えて劇伴を排しながら丹念に描いて高く評価された『ケイコ 目を澄ませて』(2022)の三宅唱監督最新作。

 

朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021)で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が本作で再び顔を合わせていたが、ラブ要素は一切なし。松村はパニック障害、上白石はPMSという症状を抱えている設定で、症状と向き合いながら時にはお互い助け合いながら社会生活をなんとか送る日々を静かに見守るような視点で描いていた。今回は劇伴が使用されていたがこれに頼るような演出が殆どないので、場合によっては劇伴が流れたことに気づかないかも。

 

ところでパニック障害はそこそこ存じていたが、PMSに関してはあまり存じてなかった。検索するとホルモンバランスが崩れることで生じる症状で、症状が色々あり過ぎて結構厄介だな。上白石が突発的に激高するシーンが時折あったけど、これがPMSの特徴的な症状の内とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部