母性 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

今日は映画の日。なので、109シネマズ広島で『母性』を観た。

 

 

 

松たか子、橋本愛が出演した問題作『告白』の原作者・湊かなえ(広島出身)による同名小説を廣木隆一監督が映画化した作品である。

 

予告編だけ観ると血生臭さそうな展開を想像してしまうが、これが見事なミスリード。血生臭いシーンはないけど、母娘という親子関係のギスギスした描写がエグイくらい生々し過ぎて、陰鬱な気分になる。

 

母・ルミ子役の戸田恵梨香と娘・清佳(さやか)役の永野芽郁の競演シーンはバチバチした緊迫感に満ちていた。特に清佳が命の危機に陥った際ルミ子から名前を呼ばれた時の「自分は清佳という名前だったんだ」というモノローグはワリと衝撃的。どんだけスレ違っていたのかよ、と。

 

それにしても、同じ戸田・永野コンビで放映されたTVドラマ『ハコヅメ』では先輩後輩という役柄。ここではイチャイチャしまくる様を微笑ましさ全開で演じていたので、なんて振り幅なんだと思ったね。因みに撮ったのは、映画の方が先とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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