『サヨナラ、えなりくん』、9話を観た。 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

気がつけば最終章。あと1話を残すのみ。

 

まゆゆの演技、もっと観たかったな。

 

というワケで、最終回手前のエピソード。これはこれでスゴく大事だったりします。

 

思い起せば、まゆゆ演じるネズミと松井珠理奈演じるセンターが体育館の中でお互いの気持ちをガッツリとぶつけ合った末センターがついにネズミを陥落させ、熱い抱擁号泣する『マジすか学園2』の「ヤンキーソウル」と、年齢のサバを読んでアイドルをやっていることが世間にバレたため海の家に身を潜めていたまゆゆ演じる宇佐しじみが、まゆゆに憧れている幼女が「シンクロときめき」を歌うところを眺めながら涙を流すシーンが印象深かった『さばドル』の「正体発覚!どこまでも逃げまゆゆ」は、どちらも好きなエピソードだ。

 

佐藤太監督が3度目の登板。やはりラスト2話を締めるようだ。今回は吉田ウーロン太が脚本担当。ウーロン太はお笑い芸人でもあり、『さばドル』4話にゲスト出演したことがあり、『シン・ゴジラ』、『豆腐プロレス』にも出たようだ。

 

さて今回の『えなりくん』は、えなりかずきが相手役である。

 

 

 

毎週毎週僅かな出番ながら、奇抜なコスプレ姿と怪演ぶりで強烈な存在感を残しているえなりが“斉藤”として最初から最後まで出演し、まゆゆ演じる桐山さおりとガッツリ競演。真面目で噓がつけない純朴な青年という役柄は、えなりが今まで演じてきたものの集大成っぽくあった。まあ、例によってトンデモない男だといことが明らかになるんだけどね。

 

 

 

斉藤の妄想に登場した、婦警制服姿のさおり。ホワイトボードに書かれた片栗さんの逮捕容疑内容があんまり過ぎだな(笑)。

 

 

 

やはりえなりくんが出てきますが、今回のえなりくんは今までの中では一筋縄ではいかなかった。「ピュア~」だからね。しかも、さおりの心を抉るような鋭い一言を残して去って行った。

 

 

 

 

 

ラスト近くで、さおりは静かに涙を流す。泣き演技にも成長を感じるものがあったな。

 

これはあくまで桐山さおりとして涙を見せていますが、現実でもまゆゆが涙を見せることが多くなった。感情に素直になったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まゆゆ、ドラマを心底エンジョイしてますな。

 

 

喜安さん、最終話で再登板か。愉しみだ。

 

 

そして、まゆゆとえなりかずきの対談。

 

 

イイ意味で刺激し合っていたのか。だから、『えなりくん』が面白くなったんだな。

 

いよいよ次回が最終話。とても名残惜しいな。

 

『えなりくん』の最後を飾るゲストは、『SP』『てっぱん』の松尾諭。このキャスティングは意表をついた。