吉松幸四郎監督作品『紫陽花の咲く頃』&『きまもり』。

一昨日、吉松幸四郎監督の自主映画最新作上映会に行ってきた。

この日は短編映画『紫陽花の咲く頃』と長編映画『きまもり』の二本立て。

『紫陽花の咲く頃』は、役者達のセリフ音声がボソボソしか聴こえない程かなり小さかったのは(因みに僕は、生まれつき軽度の難聴)、「感じる」ことにこだわる吉松監督ならではかな、と。なので青年のゴーストがヒロインの兄だということテロップで分かったけど、テロップが出るまでは僕はヒロインの恋人と解釈していたな。

『きまもり』もセリフ音声が小さかったな。事前にチラシの解説を読んでから観たのだが、まあ、これは家族の絆のあり方を描いていることは一応分かった。イジメで不登校になった少女を演じた青木まゆかちゃんは、スクリーンの中では往年の栗田ひろみを彷彿させるワンレンロングヘアーで、特に雨に打たれるシーンは栗田主演の映画『放課後』の一シーンを思い起こしたな。

実は『きまもり』を観る前に行った、マリーナホップで開催の「カラコレLight」というイベントにまゆかちゃんが出演してましたが、前髪を作ってメイクした姿だったので、映画の時とはだいぶ雰囲気が違うなと思った。