クエスト八宝祭「ワルキューレ-白夜の天使-」。 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

今日、南区民文化センターで開催された「クエスト八宝祭」に行って来た。

これはあの諏訪敦彦監督が初期メンバーだったQMFが主催した、短編映画上映、演劇上演、そしてアコースティックライブをやるユニークなエンターテインメントイベントであった。


オープニングアクトは、おかもとはるみによるアコースティックミニライブ。

金髪のショートボブを振り乱しながらギター弾き語りする彼女。実は元snowdropのちえの実妹であった。よく見たら、顔立ちが似ていた。

続いて、短編映画3本が上映された。

1本目は『サルビア』。去年広島国際映画祭で上映されたことがあった。弟の不慮の死をきっかけに一家離散という辛い経験をしてしまう女の子を描いた、ヒロイン役の志田彩良の可愛さがなければただ辛いだけのハナシだ。

2本目は『虹の街』。吉松幸四郎監督が撮った女の子のゴーストを描いたファンタジー短編。これも女の子の可愛さが印象的。

3本目は『彼の地』。こちらは少年が主人公。観念的なところがあったな。

そして、最後は演劇「ワルキューレ-白夜の天使-」。

良くも悪くもコテコテの小劇団な演出に戸惑ったけど、吉松監督が撮った幻想的な映像で冒頭とラストを飾るところはユニークだったし、不思議な白い羽根を巡って天使や女神等が何やらひと悶着を起こすってカンジのハナシだったな。

前述の元スノドロのちえちゃん(岡村千恵美)がムードメーカーな役柄を演じ、『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズで真船桂役を演じていた藤岡真由子がドSな役柄を軽妙に演じ、吉松監督によるオムニバスモノ『彼女の物語』の一篇「蒼ざめた魚」でのダメな父親に複雑な感情を持つヒロイン役が名前共々印象に残ったりあるちゃんが白い羽根を狙うヒールな役柄で顔を出していた。

ワケの分からないところが少々あったけど、愉しみました。




終演後のロビーにて。主人公・イオ役の石田晴香さん。AKB48のはるきゃんと同姓同名か。で、隣はワル、キュー、レのレ役(笑)の伊藤若菜さんですね。




ノア役の元snowdropのちえこと岡村千恵美さん。主役級の役柄で、ムードメーカー的役割も担ってました。




女神役の藤岡真由子さん。やっぱり『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズの真船桂役が、僕の中では印象深いな。




そしてカリスト役のりあるちゃん。役では無表情でフテブテしかったが、素顔は可愛らしい女の子。僕が主演映画『蒼ざめた魚』を観ていたことを素直に喜んでました。