参議院選挙の結果が出た。
詰まらないくらい予想通り、自民・公明両党の圧勝で終わり、ねじれもなくなり、いよいよ安倍政権のやりたい放題が確実な雰囲気となった。
今朝の『めざましテレビ』のアプリ投票では、自民が日本を良くなるとは思えないが良くなると思うを圧倒的大差で上回っていたが、その「思わない派」は投票に参加したのだろうか。どうせ、ろくに投票せず高みの見物していただけなんだろう。
無関心こそ自民党の思う壺なのに。
今回もタレント候補が色々出てきて、あのアントニオ猪木が日本維新の会所属として政界復帰と相成ったが、個人的には反原発を掲げて無所属で当選した俳優の山本太郎氏が気になったね。
僕は山本氏のことを『天才たけしの元気が出るテレビ!』の「高校生ダンス甲子園」に出ていた頃からよく知っている。
ダンス甲子園は面白いもので、ダンス自慢の高校生ばかりではなく、ダンスセンスはないけど存在感の強烈なパフォーマンスをする色物高校生もいて、中でもピチピチの競泳パンツ姿でステッキを持ち、全身をオイルでテカテカにして登場し、江頭2:50のような奇妙なポーズをしながら「メロリン、キューッ!」を連発していた山本氏の存在感は際立っていた。
まあ、徹底的にバカ丸出しだったけど、今思うとそれすらも熱苦しい程クソ真面目にやっているように感じられたな。
だから現在の反原発運動へののめり込みぶりも、山本氏の性格なら当然の方向だろうな、と。
山本氏こそが、バカ正直なまでに一番「野党」しているのではないかな。
