トライアル中だったバナナちゃんは、無事にそのお家に嫁ぎました
先住猫とも、まあなんとかやっていけそうです。
と決まって間もなく、里親さんより電話がありました
何か問題でも??
何かありましたか??

『バナナちゃんがいなくなった』と

完全に部屋の窓や扉は閉まっていたそうです。
しかし、お母さんがお買い物から帰るとどこにもいない!
まさか、一瞬のスキに脱走なんてことも
みんなですごーく心配しました。
うちの院長なんて心配でいてもたってもいられなくて、ジョギングついでにバナナちゃん家のほうに走りに行きました。
バナナちゃん探しがメインで、ジョギングはついでですが。
もう夜でしたので、いくらジョギングの格好をした院長でも、猫探しとなると
よその家の庭を覗いたり、家と家の間を見たり。怪しい

一夜明け、里親さんから電話がありました。

『見つかりました!家のどこかにいたようで』

あーーーーー、よかったーーーー
本当に良かったです。

飼い始めは、猫ちゃんも家の中の探検が楽しくてしかたありません。
知らない部屋があったり、押し入れや布団のフカフカした所、納戸のような暗い所、
危なっかしい所、狭ーい所。
どこも猫ちゃんにとっては楽しくて仕方なく、探検しているうちに その場所で眠ってしまうことが、よくあります。
ちゃんとご飯ももらって、ただ寝ているだけですから、呼んでも出てくるはずがありません。
いくら呼んでも本当に出て来てくれません。
飼い主がどんなに心配していても。

次にお腹の空いたときには、餌の準備の音で、

はら減ったニャー

と何食わぬ顔で出て来てくれると思います。
なんてお騒がせなのでしょう!

出て来てくれた時は、本当にジーーンと胸があつくなります。
心配だったんだからねーと話しても、全然気にもとめず、勝手な猫ちゃん。

今回も出てきてくれて、良かったです。
万が一 外に出てしまったら、もっと大変です。
室内飼育の猫ちゃんは外には慣れていませんので、お気をつけ下さい。

↓こちらは うちの猫 いずみちゃん。17才。

DCIM0725.JPG
若い頃は、マンションの廊下に脱走したり、押し入れに隠れていたり、障子の格子にはまって抜けなくなったり。いろいろありました。
今では、寝て食べて寝て、グーグー(♂推定3才)に躾けして。。
まったりと寝ている姿です。