2016年、あしかがフラワーパークに行きました。
四月末、ゴールデンウィークの初めだったので大変な人出でした。
今年はブロ友さんからたくさんの藤の便りをいただきました。
しかも開花の時期がとても早かった!
藤といえば藤色
平安時代には高貴な色として貴族たちが好んで着るようになりそのうちに貴族の色として平民が着てはいけない時期があったとか。
でも「あしかがフラワーパーク」には藤色以外の藤の花もありました。
白い藤
ピンクの藤
へ〜いろんな色があるんだね。
藤は蔓性、右巻きと左巻きがあります。
普通、藤棚になっているのは右巻き野生の藤が左巻きだと聞きました。
そして驚いたのは藤の花の天ぷらです。
初めて聞きました。食用になるんですね、美味しいのかな?
早速調べてみるとありました。
もちろんこの写真はお借りしたものです。
しらさぎさんの家では作らないのかな?
・・・藤の花がないので作れません
日本舞踊の代表の一つ『藤娘』
一目せき笠塗笠しゃんと
振りかたげたる一枝は
紫深き水道の水に
染めてうれしきゆかりの色の
いとしと書いて藤の花
ええ しょんがいな
大津絵に描かれた藤娘が絵から抜け出して踊るという趣向の演目です。
大津絵とは江戸時代、滋賀県大津市あたりで旅人相手に土産物として売られていた絵画です。
ところが昭和12年3月の歌舞伎座で六代目尾上菊五郎が演じた時に絵から抜け出すのではなく藤の精が松の大木に絡んで踊る設定になり、舞台にも大きな松の木に見事な藤の花が垂れ下がるものになりました。
私は歌舞伎座で真っ暗な舞台が突然明るくなり見事な藤の花がたくさん垂れ下がっているのが好きでした。
そしてもう一つ藤と言えば
『藤餅』
徳島土産はいつもこの藤餅でした。
しらさぎさちこの母のふるさと徳島の石井には見事な藤棚があると聞きました。
藤の季節に徳島に行ったことがないのでわかりませんが私のおばあちゃんによると「石井の藤」は日本一。
でもうちのおばあちゃんが他の藤の名所に行ったと言う話は聞いたことがないのですが・・・
今日のお料理
春のサラダ
藤の花のサラダにしたかったのですが残念です!
おまけ
数十年前のしらさぎさちこ、さやかです。
伯父の自慢の藤棚の前で。
ご訪問ありがとうございました
文・料理:しらさぎさちこ
イラスト:しらさぎさやか
写真:しらさぎ二郎