子供の頃、偉人伝が好きでした。
ヘンケラー
ナイチンゲール
野口英世
シュバイツアー
坂本龍馬
西郷隆盛
その中でも一番印象に残っているのが
「ベンジャミン・フランクリン」
です。
フランクリンの父ジョサイアはイングランド王国からボストンに妻アンと3人の子供と共に移民しました。
フランクリン家がボストンについてからさらに4人の子供に恵まれますがアンは病気でなくなります。
その後ジョサイアはアピアと再婚して、なんと10人の子供をもうけました
ベンジャミンはジョサイアの15番目の子供です。
10歳で学校教育を終え家業の蝋燭作りを手伝っていました。。
12歳で兄の印刷出版を手伝い記者や編集者になりました。
その後、科学や発明にも興味を示し
雷を伴う嵐の中で凧をあげ
命懸けで雷が電気であることを証明して
避雷針を発明しました。
発明は避雷針ばかりではありません。
フランクリンストーブと呼ばれるようになった燃焼効率の良いストーブ、
遠近両用メガネ、
ロッキングチェアーなど
また、フィラデルフィアにアメリカ初の公共図書館を設立。
そしてフィラデルフィア・アカデミー(のちのペンシルバニア大学)を創立しました。
1776年フランクリンはアメリカ独立宣言の起草委員となり、トーマス・ジェファーソンらと共に最初に著名した5人の政治家の1人にもなっています。
フランクリンは1706 年に生まれ 1790になくなりました。
と言うことは18世紀いっぱい生きたたと言うことになります。
フランクリンが残した有名な言葉
『Time is money』
「時は金なり」
だからアメリカの百ドル札はフランクリン?
なんと最後に
「皆さんも勉強してフランクリンのような立派な人になりましょう」
と結んであったのです。
これを読んだ時は勉強してフランクリンのようになりたいと思いました。
彼は学校は10歳までしか行っていません。
(日本では小学校5年生です)
私はちゃんと小学校を卒業しました。
(卒業したばかりでした)
しかし偉人伝に出てくる人は皆貧しい家庭で育っています。
フランクリンも貧しい家庭に育ちました。
私の家庭は裕福ではないものの貧しい家庭ではありませんでした。
だから私は偉人にはなれない!
今読んだら違うのかと思い偉人伝「フランクリン」を探したのですがどこの本屋にもありません。
その代わり女優の「オードリー・ヘップバーン」や「グレース・ケリー」「ダイアナ」の偉人伝にはびっくり
もうフランクリンは読まれなくなったのでしょうか?
私が読んだのは子供向けの偉人伝です。
「フランクリン自伝」はアメリカのロングベストセラーです。
こちらは大人向け
子供向けの偉人伝は「フランクリンは偉い人」になっていますが
そればかりではなく相当女性関係もお盛んだったようです。
もちろん偉人伝にはそんなことは書いてありませんでした。
今度は大人向け「フランクリン自伝」を読んでみます。
その時はまたお付き合いください。
今日のお料理
北海道のチーズです。
ご訪問ありがとうございました
文:しらさぎさちこ
写真:しらさぎ二郎
イラスト:しらさぎさやか