スペイン料理「マンサーナ・アサーダ」です
日本語では焼きリンゴ、私が子供の頃の焼きリンゴと違うのははちみつを使っていることです。
材料:3個分
りんご 3個
はちみつ 大さじ3
バター 小さじ3
ブランデー 少々
シナモンパウダー 少々
りんごの上部を薄く切り取る。
芯を取り除く(底に穴を開けないようにする)
芯を取り除いたところにブランデー
蜂蜜、バター最後にシナモンを振りかける
180°のオーブンで30分焼いたら出来上がり(小さいりんごなら25分)
安寧芋の甘露煮
大きな安寧芋を輪切りにして鍋に入れ水1カップ、蜂蜜大さじ2塩ひとつまみ入れてきっちり蓋をし中火で10分
このおやつはふたつとも、蜂蜜入りです。
はちみつは今、注目されている健康食品です。
では「はちみつ」は誰が作っているのでしょうか?
Copyright©︎SayakaShirasagi
みつばちが作っているんだよ!
みつばちは女王蜂と働き蜂がいて女王様のために働きばちがせっせと花粉を集めてはちみつにするの🎵
はちはかせ:そう、では働き蜂はオスなの、メスなの?
うーーん
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はちはかせ:答え!働き蜂はすべてメスです。
女王蜂の分泌するフェロモンの作用で卵巣が萎縮し、女を捨てた働きばちとして一族のための働き続け死んでゆく…
え!
はちはかせ:働き蜂の寿命は一ヶ月くらい、その間花粉と蜜を集める仕事の他に巣の中の掃除、育児、女王様の世話、巣作り、餌の貯蔵をします。
セッセ セッセ
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「たいへんたいへん」
アセアセ
はちはかせ:働き蜂の仕事は毎日、週末の休日はなくもちろん祝祭日はない。
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じゃ女王様は何もしないんだ
はちはかせ:いいえ、せっせと卵を生み続ける。それがお仕事。
一日に千個以上、最盛期には二千個とも。
はちはかせ:それなのにですよ〜
オスは全く働きません、働き蜂の集めたエサを食べて、巣の中でゴロゴロ。
外敵が来ても戦うのは働き蜂。
時期が来ると女王様に求婚をしますがたくさんいるオス蜂の中から2、3匹だけ求婚に成功します。
でも求婚に成功したオス蜂はその場でバッタリ息耐えます。
あとのオス蜂はノコノコと巣に帰ります
画像はお借りしました
はちはかせ:そしてまた働きばちの集めた餌を食べてゴロゴロ。
そんなわけで厳しい冬を迎える頃になるとこのオス逹は、働き蜂(メス)に巣から追い出されてしまいます。
この時期になると巣から追い出されたオス蜂が最後の抵抗、必死になって巣に戻ろうとしますが拒絶されついに力尽きて巣箱から落ちてしまいます。
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え!かわいそう
はちはかせ:かわいそうなのはオス蜂だけじゃありません。
働き蜂の寿命はひと月、でも女王蜂は3年から5年毎日毎日卵を生み続けます。
記録には8年も生きた女王蜂もいたとか…
その間、巣の中で1匹しかいない女王蜂はなんと孤独なことか!
しらさぎさちこ:今日はみつばちの悲しいお話でした
今日のお料理
ふろふき大根
大根の美味しい季節になりました
ご訪問ありがとうございました
文・料理:しらさぎさちこ
絵:しらさぎさやか
写真:しらさぎじろう