続 沖縄 南北大東島・古宇利島旅行 ( 北大東島観光➀ ) | 南紀白浜で暮らす

南紀白浜で暮らす

長年住み慣れた大阪から石垣島に移住。その後、2011年に南紀白浜に移住しました。
南紀白浜を中心とした素晴らしい景色や行事、アドベンチャーワールドのパンダなどの動物達のこと。
そして日々の生活、好きな旅行や海の中のことなどについてもご紹介したいと思います。

続 沖縄 南北大東島・古宇利島旅行 ( 北大東島へ ) からの続きです。

 

 

 

ホテルで一休みした後、電動自転車を借りて島内の観光に出掛けました。

 

電動自転車は、翌日の午後1時までで1台3,000円でした。

 

 

 

とっても鮮やかで綺麗な 「 トックリキワタ 」 の花。現地の方は、 「 ナンヨウサクラザクラ 」 と言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JA 北大東村。

村一番の大きなスーパーでした。

 

 

 

 

 

 

ハイビスカスの種類も多いと聞きましたが、北大東島は様々な花が咲いていました。

 

 

 

北大東小中学校。

 

 

 

校舎です。

今年の4月現在、小学生が36人、中学生が16人在籍していて、小学校の2、3年生と、5、6年生は複式学級となっているそうです。

 

 

 

マニラヤシです。

沢山の実をつけていました。

 

 

 

島内の農作物と言えば、その殆どがサトウキビでした。

 

 

 

 

 

 

国指定天然記念物の長幕 ( ながまく ) 岸壁です。

 

 

 

 

 

 

長幕岸壁は、説明板によると、

北大東島の内陸部を環状に取り囲む隆起サンゴ礁地帯のうち、南部の約1.5キロkmは、内側が切り立った石灰岩の崖で、まるで屏風を立てたような絶壁となっており、「 長幕 ( ナガマク ) 」 と呼ばれている。

 

この崖の壁面と、崖の下にくずれ落ちた石がゴロゴロしている場所 ( 崖錐 ( ガイスイ ) ) は、その地形の特性のため開発されず北大東島の自然植生に近いものが残っている貴重な地域である。

 

と書かれ、また、この長幕には、生物分布上、貴重な植物が自生していることも書かれていました。、

 

 

 

 

 

 

ホテルの観光冊子で見て、ここも沖縄なのに、あえて何故 「 沖縄海 」 と言うのか不思議に思いましたが、ここにも行ってみました。

 

 

 

海岸は、岩が、独特の形をしていました。

ここで転倒したら、大怪我をするでしょうね。

 

 

 

海は大荒れでした。

 

 

 

ここは、北大東空港の東側、海側になります。

 

 

 

沖縄最東端之碑と、永久時計 ( 日時計 ) のモニュメントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日時計の説明をした銅板です。

 

 

 

この付近一帯は、公園になっていました。

 

 

 

荒々しい岩場をくり抜いた岩場の道を下りてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後で聞き、「 沖縄海 」 と命名した理由が分かりました。

 

北大東島は周囲が断崖絶壁で、沖縄の他の地で見られるような砂浜からなるリゾート地のような雰囲気の場所がありません。

 

そんな中で、この場所は、砂浜こそありませんが、岩場をくり抜いたプールがあり、海も綺麗で、「 まるで沖縄の海のようだ。 」 という思いが込められ、名付けられたにとのことでした。

 

前の方に2つの岩が見えていますが、この横一線から手前に岩場を掘りプールに仕立てていました。

 

当日は、物凄い波が入り、プールであることがハッキリ確認できませんでした。

 

 

 

波の静かな時のプールです ( 案内板から ) 。

 

 

 

それにしても凄い岩場ですね。

こんな尖った岩があっちこっちにあります。

 

 

 

南大東島が見えました。

 

 

 

 

その後で行った、台風岩です。

この巨大な岩 ( 横幅約4.6メートル、高さ約3.3メートル ) は、平成21年 ( 2009年 ) 10月6日に、最大瞬間風速58.9m/s を記録した台風で飛ばされて来たものです。

 

大きな津波石は、各地でも見られますが、台風に寄り飛ばされて来た岩は聞いたことが有りません。

 

 

 

観光客目線で、案内場をもう少し左右どちらかに設置してくれれば分かりやすいと思いますが。

ということで、斜めから写してみました。

 

 

 

南大東島です。

気になって、違う場所からも、何度も何度も写しました。

 

 

 

江崎港の入口です。

北大東島には、この江崎港の他、、北港と西港の3つの港があります。

 

海が荒れた場合、このいずれかの港から、人も荷物もクレーンで吊り上げて上陸できるようにしているのですが、今回は、貨客船が欠航となりました。

 

 

 

大きな港ですね。

 

 

 

 

 

 

 

港では、釣りをされている地元の方がおられましたが、次の写真を見ていただきますと、海面からの高さがお分かりいただけると思います。

 

南大東島へは、この3つのどの港になるか分かりませんが、貨客船で行く予定にしていて、その乗降は、クレーンに吊り上げられて行うので楽しみにしていたのですが、この海の荒れようでは仕方がありません。

 

 

 

前の写真で釣った魚は、食べられない ( 美味しくない ) 魚だそうです。

それで見ていると、針から外して海に返していました。

 

 

結構大きなクーラーにも入りきらないこの魚は、カスミアジという魚だそうです。

 

こんな大きな魚が結構釣れるそうです。

エサは、ダツの切り身でした。

 

 

 

 

 

 

次に、北大東漁港に行ってみました。

 

 

 

漁港の休憩所兼避難所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩所の上にも上がってみました。

 

 

 

あっと驚く、これが漁港。

見えている船は、全部で12隻ですが、スケールが大き過ぎて、本当に驚きました。

 

この漁港は、陸地を切り抜いて造る、堀込式という用法を用いて造った漁港だそうです。

ですから、元々は陸地です。

 

 

 

下まで下りてみました。

 

 

 

 

 

 

まるで要塞のようです。

この漁港の中は釣りを禁止しており、ですから、大きな魚が泳いでいるのが見えるそうですが、呆気にとられて見るのを忘れてしまいました。

 

 

 

入口の方向です。

 

 

 

電動自転車は便利ですね。こんな急な坂でも座ったまま上がることが出来ました。

 

 

 

次に行った上陸公園です。

 

 

 

この公園は、八丈島の玉置半右衛門らが南大東島の開拓に着手した明治33年 ( 1905年 ) から3年後の明治36年 ( 1908年 ) に、玉置商店の社員、山田多恵吉ら若干名を北大東島に派遣した際に上陸した場所だと伝えられているそうです。

 

現在は、公園として整備されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開拓当初は、サトウキビの出荷港として使用され、海に下りて行く急こう配の坂道には、線路や枕木が設置されていたそうです。

 

 

 

今回は、翌日、また訪れる予定にしていたので、海までは降りませんでしたが、現在でも海まで下りられます。

 

 

 

ゆっくり電動自転車で観光をしているうちにすっかり暗くなってきました。

 

それで、ホテルに帰ろうとしたのですが、道が複雑で周囲も見ずらくなり、分からなくなってしまいました。

 

こんな時、グーグルのマップが役に立ちますね。

表示された地図に従い、集落まで帰りました。

 

JA北大東村の横のイルミネーションです。

 

 

 

そしてハマユウ荘のイルミネーション。

 

 

 

夕食は、ハマユウ荘のレストランでとりました。

 

 

 

この時の刺身が、いずれもモチモチして、とても美味しかったですね。

 

 

 

ハマユウ荘の2階からは、北大東島灯台が見えました。

 

 

 

 

 

 

この日は、これで終わりです。

 

翌日は、午前中、未だ見ていない所を回って、午後、飛行機で南大東島まで行きました。

 

 

続 沖縄 南北大東島・古宇利島旅行 ( 北大東島観光➁ )に続きます。