三段壁の台風により飛ばされて来た岩の欠片は 「 サドンロック 」 と命名 | 南紀白浜で暮らす

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長年住み慣れた大阪から石垣島に移住。その後、2011年に南紀白浜に移住しました。
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そして日々の生活、好きな旅行や海の中のことなどについてもご紹介したいと思います。

夜中から雨風が強く、海も荒れていると思われますが、視界が悪く自宅からは見えません。

 

今日は昼過ぎから夜にかけて更に風雨が強まるとの天気予報ですから、注意が必要ですね。

 

 

ところで、昨日付けの 地方紙 紀伊民報 に三段壁に表れた岩の欠片の名称が決まったことが載っていました。

 

岩の名称は、『 サドンロック 』 となったとのことです。

観光の為に名付けられたものですが、三段壁の一つの見どころとなるものと思われ、こうして名称が付けられることは、様々な面で良いことだと思います。

 

 ( 2018.09.05 撮影 空間から見えているのは三段壁洞窟の建物 ) 

 

この名前が付けられた岩の欠片ですが、

この岩の欠片は、2018年の台風21号により、崩落した岸壁の一部が打ち上げられたか、又はその奥の岩も崩れていますから、そこから荒波によって現在の場所に移動したものと思われます。

 

いずれにしても専門家が付近の崩れた岩を検証すれば、何処から飛ばされて来たものか直ぐ判ると思いますが、観光面を考えれば、判らない方が良いのかもしれません。

 

 

この台風21号では、三段壁が大きく崩落しました。

その時は、今までになかった2個の岩の欠片が岸壁の上に現れましたが、その後の台風24号の荒波により、三段壁の沖側にあった岩の欠片は、見たわけではありませんが付近にはないので、また海に落ちて沈んだものと思われます。

 

 

次の写真は、台風21号が来る前日の2018年9月4日の写真です。

この時は、三段壁の大規模の崩落はなく、以前からのとおりでした。

 

 

 

そして台風の来た翌日の5日には、三段壁が大きく崩落し、2個の岩の欠片が断崖の上に乗っていました。

 

 

 

分かりにくいので、ズームして矢印を付けてみました。

 

 

 

ところが、台風24号が白浜町の隣の田辺市内に上陸した9月30日の後で見に行くと、2個あった岩の欠片のうち、向かって左側の岩の欠片は無くなっていました。

 

 

 

これも分かりにくいのでズームして矢印を付けてみました。

 

 

 

最近、大地の形が変わりつつありますね。

千畳敷でも岩が台風の荒波で削られ、そして岩の欠片が打ち上げられましたし、塔島も一部崩れ落ちましたし、シガラミ磯も大きく崩落しました。

 

地震も多く発生していますし、大地の変動期に入っているのかもしれませんね。

 

近年中に南海トラフ巨大地震と巨大津波の襲来が確実視されていますが、これ以上、自然を破壊して欲しくないですね。