昨年から裁判になっていたMSとアクティビジョン・ブリザード(アクブリ)との合併に異議申し立てをしたFTCが全ての訴状を取り下げたというニュースが入りました。 

この事によりアクブリのコンテンツが続々とXbox GamePassに加わり、北米においてXboxは大躍進を遂げます。

特に、北米において販売上位を占めるCall of Dutyシリーズの新作が他機種だとフルプライスでの購入が必要なのにXboxだけは発売日からXbox GamePassでプレイできる影響は極めて大きいでしょう。


 

しかし、一部の方はこう言います。

日本ではXboxなんて大して売れてないから関係ないよ、と。

果たして、日本では本当に関係ない事でしょうか?



そうではありません。



現在では日米デジタル貿易協定が発効していますから、かつてのモンハンワールドのように海外だけXbox版を販売して日本だけXbox版を抜く事は極めてリスキーです。

日本でXbox版の販売を捨てる事は北米におけるXbox市場を捨てる事であり、北米における収益を捨てる事を意味します。

それで生き残れるの?という話です。


世の中ではあらゆる種類のエンタメ系コンテンツ同士が時間と財布のお金を奪い合っています。そんな中で日本のゲーム業界だけがXboxを未だに軽視してどこかに忖度している。

昔とは異なり合併を繰り返して巨大な組織となった現在のソフトメーカーは果たして生き残れるのでしょうか?

既に私はXboxメインのゲーマーライフに軸足を移し終えていますので、和サードがどうなろうが高みの見物です。

来る物拒まず去る者追わず、ですね。