橋本真司とはスクエニの専務で相当な重役です。

そのお方が昨年のX019というイベントでFFシリーズをXboxGamePassに投入すると表明して、先日日本でGamePassが始まった際にFF15、キングダムハーツ3がラインナップに加わり、5月15日にFF9もラインナップに加わりました。

 
ただし日本を除く
 
危惧していた事ではありますが、これも一種のおま国。
  • 日本人にはGamePassで遊ばせない
  • 日本人だけ定価で買え。
こういう事です。
 
 
XboxOneはリージョンフリー、グローバルサービス(世界中どこでも同じサービスが受けられる)を基本コンセプトに据えています。
つまり、先述のように公式にコメントした以上、世界中で全く同等のサービスが提供されるのが本来の形です。
CEROのせいで一部表現が日本だけマイルドになってしまう事もありますがプレイできるだけマシですので百歩譲って許すことにします。
ところが日本だけ差別する。
キングダムハーツ3に至ってはわざわざ日本専用のアプリを作ってまでGamePass非対応を貫いています。
FF15では北米版に日本語が入っていたため日本人にGamePassで遊ばれてしまうというスクエニにとって想定外の不具合が発生したことから、FF9では
  • 日本版より北米版のバージョン表記を上にする
  • 北米版に日本語削除パッチを配信する
という最低の方針を採ってくれました。
私のようにFF9を購入済みのユーザーはXboxOneのストア設定を北米にしただけで日本語削除パッチが降ってきてFF9が日本語で遊べなくなってしまう仕掛けです。
FF9はXbox PlayAnywhereにFFシリーズとして唯一の対応でスクエニもサービス良くなったなぁと喜んでいたところにこれですからね。
まさに冷や水をぶっかけられたような気分です。
 
 
上記のX019でスクエニの橋本真司がXbox GamePassにFFを投入すると日本語で述べていますが日本のGamePassにFFやキングダムハーツ3などを開放していない以上、日本人から見ればスクエニは嘘をついているのも同然です。
ストア設定を海外に変更しない限りGamePassで遊べない訳ですから。
FF9の場合、北米版だけパッチが掛かっているため北米以外の国に設定すれば日本のストアでダウンロードしたFF9が日本語で起動したという報告はSNSにも上がっています。
聞いた話ですがパッチの配信にもお金がかかるそうでスクエニはお金をかけて日本人に対するヘイトを高めただけでした。
自業自得ですが。
 
 
仮に国内外で全く同一のサービス内容ならストア設定を変更する必要なんてありません。
では日本人が何故XboxOneのストア設定を海外にするのかといえば本件のように愚劣なレベルでサービス内容に制約が掛かっているからです。
そして、その愚劣なレベルでサービスを制限するのがことごとく日本のゲームソフトメーカーばかりです。
むしろ海外のゲームソフトメーカーの方が(CEROの表現規制を除けば)ちゃんとしています。
どうしてこんな記事を書かなければいけないのか。
日本のゲームメディアがまともに報じないからです。
日本のゲームソフトメーカーの妨害をかいくぐって日本語でゲームが遊べるようになりました、ってわざわざ書かなければならないことがどれだけ異常な事かあらゆる妨害を仕掛ける当の日本のゲームソフトメーカーは理解できているのでしょうか?
 
 
いずれにせよ、GamePassでFFが遊べると言い放ったスクエニは日本人の視点で見れば嘘を言っているのと同じです。
Microsoftの視点で見てもXboxOneが掲げるグローバルサービスに真っ向から反する日本のゲームソフトメーカーのやり口は不利益なものでしかないはずです。
いずれこのような異常事態が是正されればとは思いますが自浄作用は期待できなさそうなので私は淡々と事実を述べます。
拡散等はご自由に。