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呼吸法をおこなってゆきますと、だんだん深い感覚になって、身体の内部に巡るエネルギーが全身に循環していって、とてもイイカンジになってゆきます。

 

 

それはちょっと変性意識状態になって(呼吸が深くなってリラックスした状態)ゆく状態です。潜在能力ゾーンにもつながる感覚です。

 

 

その状態を《呼吸のスイッチ》が入った、といいます。

 

 

それでも、自分で自分に《呼吸のスイッチ》を入れるのは簡単ではないのです。

 

 

《呼吸のスイッチ》とは、それは、呼吸法をやっていって、ある種のレベルになった状態のことをあらわします。自分で自分の呼吸エネルギーを思い通りにコントロールするためには、どうしても《呼吸のスイッチ》を入れる必要があります。

 

 

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前のページの、「なんのために呼吸法してるのですか? 呼吸法をするとどうなるのですか?」にも書いたことですが、身体には3つの呼吸の流れるルートがあります。この3つをつなげることで全身に呼吸のエネルギーが開通します。

 

 

《呼吸のスイッチ》はそのようになるために必要です。

 

 

これはちょっと上級コースの技法なんですよ。

 

 

その《呼吸のスイッチ》の場所とは、身体が持っている一種のツボのようなところです。それは身体の表面にあるツボのような場所です。

 

 

右半身にあるそのツボと左半身にあるそのツボとを、同時に同量でつなげてゆきますと、左右が真ん中で合わさって、エネルギーが流れるようになるのです。

 

 

なんだか電気回路のような感じですよ。そして身体の内部にデンキのようなエネルギー感が流れる感を感じられるようになります。

 

 

そのようになるための《呼吸のスイッチ》なのですね。

 

 

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「呼吸法はなんのためにやっているのですか?」という質問へのお答えは、「しあわせになるためですよ」と、前のページにも書きました。

 

 

それは、《呼吸のスイッチ》が入った状態のことでもあります。

 

 

それでは、呼吸法を何年もやらないと、《呼吸のスイッチ》を体験出来ないのですか?と言われてしまいますね。

 

 

練習して、自分ひとりで自分の《呼吸のスイッチ》を入れるためには、ちょっと長くやってゆかないとなりませんが、でもだいじょうぶなのです。

 

 

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それは、どのようにだいじょうぶなのか? といいますと、その《呼吸のスイッチ》との場所とは、身体の外から触れられるところにありまして、一種のツボのようなところなのです。

 

 

そこを、外から、ツボを軽く押すように「触れてあげる」だけで《呼吸のスイッチ》は簡単に入ります。

 

 

ただし、それをおこなう人が「指先から気のエネルギーを出しながら」触れてあげないとスイッチは入りません。

 

 

時間にして、だいたい10秒から20秒くらいで《呼吸のスイッチ》は入ります。

 

 

そこを触れてあげると、右半身の呼吸ルートと左半身の呼吸ルートが合流して、真ん中の呼吸ルートにエネルギーが集まるようになります。

 

 

暗かったお部屋に照明を点けて明るくするためのスイッチと同じような感じで《呼吸のスイッチ》を入れますよ。

 

 

うまくいくと、数分後に、全身のルートに呼吸のエネルギーがぐるぐると巡るようになります。

 

 

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身体を健康にしたり、病気になっている弱い部分に「気のエネルギー」を運んであげるには、全身のルートに呼吸のエネルギーが巡っている必要があります。

 

 

そうやって、脳内と中枢神経や全身の神経に「気が流れる快感」を感じられれば、自然治癒力が目覚めてゆくようになります。

 

 

病気治しのために呼吸法を求めてくる方が多いものです。

 

 

他にも、身体の新しい感覚や動きの能力を求めてくる方も多いものです。

 

 

それでも(どのようなお求めでも)、まずは、《呼吸のスイッチ》が入れば、もうだいじょうぶだと言えます。

 

 

それは、《呼吸のスイッチ》を入れることで、今まで止まっていたところが動いて流れるようになるからです。「静」から「動」へのスイッチですね。

 

 

また、《呼吸のスイッチ》は《しあわせスイッチ》でもありますよ。

 

 

 

noteにも書いてます

 

 

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