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「なんのために呼吸法してるのですか? 呼吸法をするとどうなるのですか?」

 

 

よくきかれる質問です。

 

 

呼吸法をしていると、身体の内部の奥の方に、「微細な粒子」というものが巡るようになります。

 

 

それは日常での感覚ではありえないくらいの「身体の深層なところ」を通ります。

 

 

呼吸法であつかっている「微細な粒子」は、手や足を動かすような筋肉の感覚ではコントロールは出来ません。

 

 

「微細な粒子」をコントロールするには、「意識」というものを使って思うところに移動させたり、集めたりたり広げたりします。

 

 

身体の内側には、地下鉄のようなルートがたくさんありまして、そのルートに乗せて「微細な粒子」を移動するのです。

 

 

左半身のルート・右半身のルート・身体の真ん中のルートの、大きく分けて3つのルートがあるのです。

 

 

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「人はなんのために生まれて来たのですか?」というのと、「なんのために呼吸法しているのですか? 呼吸法をするとどうなるのですか?」というのは、ぼくにとって、どこか似たような質問に思えます。

 

 

かんたんにそれに対してお答えしてしまえば、「しあわせになるため」と言えます。

 

 

なんて、そんなことを言うと今度は、「呼吸法でしあわせになれるのですか?」などと言われそうですが、まずは「はいっ。」とお答えしておきましょう。

 

 

さきほど、左半身のルート・右半身のルート・身体の真ん中のルート、という3つのルートがあると言いました。

 

 

この3つのルートを、呼吸法によって(つまり「意識」というのを使って)、3つをひとつに束ねてつなげることで、全身に、今までになかったエネルギーのルートが開通するのです。

 

 

こういうことは、ヨガのような技法を使う人たちはおこなっていることは知っています。

 

 

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さらにまた、3つのルートをひとつにすることで「しあわせになれる」のですか? とまた質問されそうですね。

 

 

一般のこの世での「しあわせ」とは、恋愛や結婚、お金や欲しいものが手に入った、仕事がうまくいった、ということをそういいますね。

 

 

3つのルートがひとつにつながって開通することで、「非物質的なしあわせ」というのを体験できるようになるのです。

 

 

一般のこの世での「しあわせ」とはずいぶんと違う形の「しあわせ」ですが、それはつまり「脳内しあわせ」というものだと理解してください。

 

 

そしてこの3つのルートは、「体内のルート」だけではなく、外空間・地面と地中・上空・外界・他者、などと同調してつながる「体外のルート」も持ち合わせています。

 

 

地下鉄のある路線も、地下の地中を走ったり、外の地上を走ったりのような形式がありますが、ちょっとそれと似ています。

 

 

この3つのルートは、体内を巡ったり、体外と通じ合ったりと、そのようなものなのです。

 

 

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こうやってお話しをしてゆくと、また、3つのルートが身体の内外に巡ったり通るようになれば「しあわせ」なのですか? と言われそうですね。

 

 

こういうことを「しあわせ」と感じるのは、全身を通っている ある種の神経の快感の判断 であったり 脳内の快感の判断 であると言えます。

 

 

本来「しあわせ」というものには、明確な定義ってないものですね。

 

 

それでもひとつだけ「しあわせ」を定義していまえば、それは 快感 というものです。逆に言えば、「不幸」というのは「不快」ですね。

 

 

エネルギーが有る=快感(しあわせ感)

 

 

ひとつ言えることは、この呼吸法で得られる「しあわせ」は、消えたり減ったり、無くなったりが無いのです。

 

 

もちろんなにかのことで呼吸法を止めてしまえば、きっと無くなってしまうかもしれませんが、仮に病気などで寝たきりなどになったとしても、呼吸法は寝たきりでも出来ますので、「意識」さえ使えれば、この「しあわせ感覚」や「しあわせ脳」というものは、消えないのです。

 

 

このルートに、呼吸法を用いて「微細な粒子」を循環させてゆくと、このルートの中には、自然アップデートしいってくれる機能がありますので、その度に新しい能力や新しい感性が、自然に目覚めていってくれる、というものなのです。

 

 

呼吸法によって、脳内にデンキが流れているような、全身の内部にインナーオーラが循環しているというような、見えない何かとひとつになっているような感覚などが、身体の中で確実に何かが作動しているような「エネルギー感」を保ち続けているのです。

 

 

もちろん、この状態を「しあわせ」と感じるか、或いは感じないかは、もちろんあなた次第なのですけれど~*

 

 

 

noteにも書いてます

 

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