週刊ダイヤモンドのオンライン版でこの記事を読んでいたら;
なるほどそうだろうなと思いました.
会社員時代には人事も担当した関係で,定年退職した人達のOB会などもよくSetしました.
在職中はあまりパッとしなかった人が定年後はむしろイキイキとしているのに,若い頃は飛ぶ鳥落とす勢いで将来の役員間違いなしと言われていた人が,定年後はまるで風船がしぼんでしまったように精彩がなくなり,ただぼんやりと生きているようにみえる,そういう例をたくさん見てきました.
会社全体をとは言わずとも,『この職場は俺が支えているのだ』という自負があるからこそ,何もかも犠牲にして猛烈に働いたのでしょう.しかし何としたことか,自分が定年退職しても その翌日から 何事もなかったかのように 職場は円滑に動いている,それを見て『自分はただの取り替え可能な人材だったのか』と気づいて愕然とするというのが上記の記事です.
ぞるばは どちらのタイプでもなく,頑張る時は頑張るけどそれ以外はのらりくらりと世渡りし,退職を決意してから1年間は,仕事はそこそこにして『会社離れ』の準備を入念に行いました. ま,その時は完全に給料泥棒状態でしたけどね.でもそうしておいてよかったと思います.