糖尿病合併症の一つ,『糖尿病性神経障害』は,糖尿病がかなり進行した後に発症すると思っている人が(医師でも)多いようです.
実際 日本糖尿病学会による最新の『糖尿病治療ガイド 2022-2023』に記載の『糖尿病性多発神経障害の簡易診断基準』(p.90)でも,『糖尿病が存在する』ことが神経障害と診断する必須条件であるとされています.

しかし,実は まだ糖尿病とまでは診断できない時点,すなわち 耐糖能障害(糖尿病予備軍)の段階からすでに軽度の神経障害が発生しているのだという報告がありました.

 

 

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